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瓢樹
2010 / 05 / 22 ( Sat )
懐石料理 瓢樹

かっての室町、新町は京の中心で呉服問屋として栄えた街並みです。
町屋の造りで、奥深いお店は、玄関に入ると
 ”おいでや~す” ”おおきに” と威勢よく声がかかり、中に通され、
ソロバンをパチパチとはじきながら反物が所狭しと広げられて商いを
されてきました。
しかし現在は呉服が下火になり、呉服問屋さんは大きなマンションへと
次々と変わっていきました。
そんな中で最近はこの貴重な町屋の保存が行われ、楽町楽座としてのイベント
や、町屋でお食事と呉服の町の様相が変わってまいりました。

又室町、新町は祇園祭りの鉾町としても有名なところであります。

玄関 玄関2

その中心街に懐石料理のお店 ” 瓢樹 ”があります。
建物は明治時代に日本画家として活躍された”今井景年”の邸宅
2008年3月に日本重要文化財として指定されたものです。

今井景年は京都生まれで(1845年~1924年)生家は友禅の図案や上絵画
を生業としていました。景年は明治から大正にかけて主に花鳥画を中心に
京都画壇を中心に名声をあげた画家でした。

瓢樹さんは大正10年に南禅寺の老舗料亭 ”瓢亭 ”から暖簾わけ
受け東山で仕出しを主としてこられたのを縁あってこの地に平成13年に
新しくお店をだされたものです。

中庭 中庭2
     蹲

玄関から奥座敷に至るまでは奥深い数寄屋造りの邸宅で、どのお部屋からも
お庭を見ることができます。手入れの行き届いたお庭は四季折々の花も見られます。
今は新緑が一段と色鮮やかで眩い眺めです。
蹲はかって御酒を搾ったものであったとか とお聞きしました。
お部屋には貴重な掛け軸が掛けられ、漆黒のテーブルに器が映えていろいろな楽しみを
味わうことができました。

料理 汁椀

本日のお料理は樹点心(いつきてんしん)です。
瓢亭卵も賀茂茄子田楽も豆ご飯も四季の取り合わせは素材の味わいが感じられ
季節が感じられる美味な点心でした。

ほかには花遊膳や懐石料理も(3,465円~20,790円)いろいろあります。
瓢樹へは事前に御予約を 電話075-211-5551
地下鉄四条烏丸下車、徒歩10分までくらい、六角通新町西入るです。
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17 : 10 : 38 | 京料理 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
唐板
2010 / 05 / 20 ( Thu )
上御霊神社前 ”唐板煎餅”

神社仏閣の門前町にはそれぞれの名物のお菓子が存在します。

水田玉雲堂

5月18日に京の都の真ん中で行われた御霊会で知られる上御霊さんの門前に
千年以上の歴史を誇る ”唐板”という煎餅が水田玉雲堂さんで販売されています。

唐板の由来

唐板2 唐板3



古くは貞観5年(853年)に疫病を鎮めるために御霊会が行われた時に健康を
祈るために煎餅を作ってふるまわれたのが起源とされています。

爾来ずっと続けられたきたが、応仁の乱の時に途絶えてしまった。
乱が鎮まって後水田玉雲堂さんが御霊神社に茶店をしつらえ、古書をひもと
いて唐板の製法を再現、御霊神社の名物として、疫病除けの煎餅として今日
まで500年余り商いを続けておられます。

明治維新前は皇子御誕生百二十日を経て御霊神社に参詣され、その折には必ず
この唐板煎餅をお土産にされたとか。


煎餅の材料は小麦粉、上白糖、塩、卵でこれらを混ぜ合わせ銅板で両面を焼いた
お煎餅だそうですが、これがなかなかその配分や焼き加減が秘策のようで
水田玉雲堂さんのちょっと塩味がして、サクサクと口当たりのいい雅な味が
なんとも美味しい御煎餅です。

茶席のお菓子にも、初宮参りにも、七五三詣りにも、年詣りにも京の人々は
この味を、健康を願って戴きます。

1袋650円で販売されています。
水田玉雲堂さんへは地下鉄烏丸鞍馬口下車徒歩3分余り上御霊神社門前です。
14 : 50 : 19 | 京菓子 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
御霊会
2010 / 05 / 18 ( Tue )
御霊神社の御霊会

表門

京は烏丸通の鞍馬口近くに御霊神社があります。
京の町では”上御霊さん”と呼び親しんでおります。

本殿 社殿2

御霊神社の祭神は崇道天皇(早良(さわら)天皇)、吉備真備(きびのまきび)、
橘逸勢(たちばなの はやなり)井上内親王、他戸(おさべ)親王、火雷神

(ほのいかずちのかみ)など十三柱の神霊がまつられています。

その昔、この辺りに勢力を持っていた出雲氏の氏寺としての出雲寺がありました。
その鎮守社であったとも、式内大社の出雲井於神社とも言われております。

その頃、桓武天皇の身辺で生母や皇后の死、洛中に疫病が流行りだしたのは
早良天皇の怨霊のためとされ、その怨霊を鎮めるために桓武天皇の勅願により
早良天皇、井上内親王の御霊を遷座したのが始まりと伝えられております。
その後明治天皇の御願により祭神五柱が増祀されたそうです。

神輿

        末広神輿

特に御所の守護神として皇室の崇敬厚く神輿牛車など皇室から寄付された
ものも多く所蔵されています。
本殿は享保18年(1733年)皇室より下賜され賢処御殿を復元したものと
いわれております。
境内は「御霊の杜」と呼ばれ応仁元年(1467年)応仁の乱の発端となった
場所としても知られております。


絵馬

その御霊神社で今日は御霊会が行われました。
この御霊会は貞観5年の御霊祭が起源とされ、悪疫や災厄を祓い清める祈り
の祭でこの御霊会の6年後に祇園御霊会(祇園祭)、さらに百三十二年後
に紫野御霊会(今宮祭)が行われるようになり、祭礼として最も古い都下
随一の謂れがあるそうです。

祭礼当日の御神輿、御牛車は後陽成天皇、後水尾天皇、後西院天皇より
寄進されたものだそうです。とても立派なお神輿です。

小山郷 次朗会
小山郷                   今出川口

午後1時にお神輿は御霊神社を出発します。
そのお神輿は三基あり、小山郷、今出川口、末廣で、それぞれのお神輿を
三派が担ぎます。この方々は祇園祭りにも御奉仕されます。

末広会
末廣

夫々のお神輿の担ぎ手も衣装が少しずつ異なり、平均年齢は40歳くらいとか
いなせな、勢いにのせ、
  ヨイ、ヨイ、ヨイ、ヨイ、エライヤッチャ、エライヤッチャと
掛け声をかけ、お神輿を持ちあげ、
  ホイット、ホイットと足を蹴り上げ担いで神社を出発します。
江戸時代は御所で三基が揃って巡行しましたが東京遷都以来途絶えていたのを
昨年から140年振りに三基が今出川通から朔平門前で揃い威勢良く廻します。
その後、油小路の下長者町から今出川、室町 上立売通から紫明通へと巡行し
約6時間半かけて最終7時30分に又御霊神社へと帰ります。

子供

祭りは今も昔も街の誇りであり、今年も元気で祭りが迎えられたこと
又今年一年無事でありますようにと景気よく掛け声とともに
悪疫を退散させていきます。
可愛い子供もお祭りに参加します。最も夜店の方に楽しみがあるようです、

御霊神社へは地下鉄鞍馬口下車徒歩3分です。
17 : 26 : 52 | 京のお寺・神社 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
熊彦
2010 / 05 / 14 ( Fri )
気軽に京料理 嵐山 ”熊彦”

新緑が眩い皐月、ところが今日は4月初旬なみの寒い日となりました。

熊彦 玄関

嵐山の渡月橋の近くに京料理の老舗たん熊の第1号の別店"熊彦"があります。

           座敷 

春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉と2階のお座敷から大匽川を滑る屋形舟の
櫓の音を聞きながら暫しのひとときを煩雑な日常から隔世の感を味わうことが
できる、ここ”熊彦”さんで今日はお昼の松花堂を戴く機会を得ました。

このお店は出店されてからもう40年からの歴史があるとか、
もともとは旅館であった建物だそうで2階からの眺めは素晴らしいです。

料理1 料理2

彩りもきれいな京料理は味わいも深く、素材の持つ自然の味を
生かしながら調理される板前さんの心意気が表われます。

薄い豆腐、湯葉、に甘エビ、鯛、鰹のお造り、鮎の南蛮漬け、えび、
おたふく豆、や 季節野菜のエビあんかけ、しょうがご飯、笹ずし

         フルーツ

水ものには黒わらび、イチゴにお米のスープかけ

目にも楽しく、お話もはずみ、満腹、満足の会食となりました。

熊彦へは事前予約を電話075-861-0004
本日のお料理は3,500円の松花堂でした。
20 : 57 : 02 | 京料理 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
明智光秀の塚
2010 / 05 / 14 ( Fri )
明智光秀の塚

明智光秀の塚 光秀の塚2

京の東山三条通から白川橋を白川沿いに下がっていくと明智光秀の塚があります。
小さな祠があり見逃しそうな場所に五輪の塔とともに祀られています。

この碑には弘化2年と記されているそうで、光秀死後約260年後に
建てられたものだそうで、現在では市民の餅堂さんが管理されている
そうです。

天正10年(1528年)主君織田信長を本能寺にて急襲し3日天下を取った
光秀は天王山で羽柴秀吉に敗れ近江の坂本城にのがれる途中、小栗栖の
竹藪で農民に襲われ自刃し最後を遂げたと伝えられています。

光秀は家来に我が首を切り知恩院にて灰にせよ。屍は田の中にかくせと
言い残したので家来が光秀の首を落とし知恩院の近くまできたが夜が
明けてきたのでこの地に首を埋めたと伝えられていると、説明されて
おります。
その地がここにありました。得浄明院からもすぐの所に位置します。

五輪の塔

主君の仇をとった羽柴秀吉(豊臣秀吉)は光秀を殺すには忍びず
偽の首をさらして密かに光秀を逃したという説や
又、替え玉の荒木山城の守が小栗栖で殺され光秀は美濃に落ち延びた
という説や、あるいわ密かに仏門に入り後に天海僧正となって徳川家康
の帷程に参加したという説などがあったりして、京の都の人が光秀の死
を惜しんで口ぐちに語りついできたであろう話がのこされております。
その諸説の真実は定かではありません。

京の都には見過ごされそうな場所に、今なお大切に守り伝えられている
ものがあることは貴重ですばらしいことです。

19 : 44 : 06 | 京の暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
得浄明院
2010 / 05 / 13 ( Thu )
善光寺別院 得浄明院

門2

京の東山、知恩院山内に信州善光寺の別院 ”得浄明院”があります。
正式には大覚山 得浄明院といいます。御本尊は一光三尊阿弥陀如来。
(中央に阿弥陀如来、両脇に観世音菩薩、勢至菩薩の三尊が一光の中におられる)
この阿弥陀如来を善光寺の分身から善光寺如来ともいわれているそうです。

誓円尼公が創建された尼門跡寺院です。
誓円尼公は皇族の伏見の宮親王の第三皇女で6歳の時に得度され、信州善光寺
大本願第百十七世となられた方だそうです。

前身は天正11年(1583年)に宗慶が開いた西光院(聖光寺末)
誓円尼の兄にあたる華頂宮尊秀法親王の御殿を受け継ぎ明治27年に当寺を
ここに移し、改称されたといわれております。

本堂

誓円尼公は関西から信州善光寺までお参りするのは遠くて大変であろうと京都の
地に善光寺と同じ形の堂宇を建立し境内には宮家ゆかりのお庭もあるそうです。

又本堂には三公尊も祀られております。
善光寺を建立された本田善光(よしみつ)公とその奥方の弥生前、一人息子の善祐

こちらの得浄明院でも善光寺と同じく戒壇めぐりができるようになっています。
本堂の下御本尊の真下を真っ暗闇の中を手さぐりで一周し、鍵をつかんで念仏を
唱えると御本尊と縁が結ばれ現世と当世の滅罪生善の功徳が得られるそうです。
なにしろ真っ暗なので何がどうなっているのやら皆目見当がつきません。
が、その真っ暗なるがこそ滅罪が叶うのかもしれません。

白天大明神

境内には白天龍王社があり、本院の鎮護と芸事の神様として信仰を集めています。

ジャーマンアイリス

こちらのお寺は一初の花の名所としても知られております。
一初はアヤメ科の中で一番早く咲くことから名付けられたそうです。
特に火災や台風から家を守る花として昔はかやぶき屋根の上に植えられて
いたそうです。
毎年この花の見ごろの時期に一般公開されています。
今年は気候が不順であったため花はあまり咲かず、ジャーマンアイリスが
見ごろを迎えていました。

得浄明院へは知恩院の華頂高校の裏手で入山料は500円です。
18 : 29 : 01 | 京のお寺・神社 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
菅原院天満宮神社
2010 / 05 / 08 ( Sat )
菅原院天満宮神社

石柱 菅原天満宮

菅原道真公をお祀りする神社といえば京の都では北野天満宮です。

ここ烏丸通に面して下立売通を下がったところに菅原院天満宮神社という
神社があります。

御祭神は菅原道真公、菅原是善卿(これよし)、菅原清公卿(きよきみ)

この菅原院天満宮神社は菅原道真公が生誕された地でもあり
道真公の父 是善卿、祖父 清公卿、 曾祖父朝臣が住まいされたところと
もいわれております。
代々天皇にお仕えする栄職にあって、この邸宅も受け継いで住まわれ世に
菅原院と呼ばれたそうです。当時は歓喜光寺と号し土地も広大なもので
あったようですが、後に歓喜光寺は六條道場に移転し、残された殿舎に
道真公生誕の地として一社を設け菅原院天満宮神社として今日まで守り
継がれております。

学問の神様として受験シーズンには絵馬を掛けて合格祈願に訪れる
参拝者も多いようです。


産湯の井戸 燈籠 

道真公が産湯を使われたという井戸が1165年経過した今も当時のまま保存されて
います。井戸の外は110cm角、深さ9m、もあるそうで、現在は御水は湧いて
いないようです。
また境内には天満宮御遺愛の灯籠がのこされております。


牛 梅丸大神

臥姿の牛も鎮座しております。
ここの梅丸大神は癌封じの神様で、ガーゼのハンカチを中央の御石に
かざし、病のあるところにそのハンカチをあてて祈願をすると御利益
があるそうです。そのハンカシは500円で祈願できます。

祝詞

朗読1 朗読2

その菅原院天満宮神社で今夜は(午後7時から)第一回の奉納朗読が行われました。
『梅の眠り』 第一話『白梅の幻』 第二話『五言絶句』第三話『霊力』
第四話『鬼神』
菅原道真の誕生、11歳の頃、22歳の頃、44歳の頃に分けて道真が阿呼(あこ)と
呼ばれたこと、父是善とのこと、霊力により見事弓の的に的中できたこと、
小野小町との出会いのことなど・・・・・

丁度日の帳がおりライトアップされた境内に暫しのひととき、神秘的な朗読を
楽しむことができました。

今回朗読されたのは古の物語を神話や歴史を題材にした物語を再構築し、
言葉や音を新たに紡ぎだすという音伽(ネカ)のメンバーの方です。

尚この朗読を主宰されているグラスマーケッツは5月22日にも楽町楽家で
朗読カフェを町家「侑」で開催されることになっています。
グラスマーケッツのホームページは

http://www.glassmarkets.net/ です。
23 : 42 : 12 | 京のお寺・神社 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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