仲秋の名月
2016 / 09 / 18 ( Sun ) 仲秋の名月
9月は長月とも呼び、旧暦の8月をさします。 長月の意は夜長月や稲刈月からとも言われて、古くから秋の収穫を感謝し 収穫物をお供えして月を愛でてまいりました。 農作業には月の満ち欠けを目安にして植え付けや収穫をしてきた 先人の知恵があります。 今年は残暑が厳しく、白露(7日)を迎えても30℃を超える日々が続いて おりますが、それでも季節は少しづつ移り変わりを見せております。 芒が穂を伸ばしお月見の景色を盛り立てています。 ![]() そして9月15日は仲秋の名月。 満月は17日になります。 仲秋の名月にはお月見の団子をお供えいたしますが、 今回は八幡市にある走井餅屋さんのお月見団子を戴きました ![]() もちもちしたお団子に餡子が程よい甘さでほっこりいたします。 走井餅は江戸時代大津で創業され、明治43年になってから八幡市の石清水 に引き継がれて今日に至るそうです。 もともと大津の湧水「走井」で餡餅を作ったことから始まるそうで、石清水にも 名水が湧き出ていることから走井餅は名物となりました。 ![]() 安藤広重の東海道五十三次に大津の走井餅の茶店が描かれている 歴史ある名物のお菓子です。 |
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