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京の紅葉
2016 / 12 / 19 ( Mon )
御殿荘

今年の紅葉の見納めは御殿荘で!

どうだんつつじ


御殿荘は聖護院門跡の中にあります。(左京区東大路丸太町1筋上る東入ル)

紅葉

聖護院門跡は本山修験宗の総本山、白河上皇の熊野御幸の時には先達を勤め
その功により聖護院と熊野三山検校職を賜り、あわせて修験道を統括する
にいたりました。
後白河天皇の皇子「静恵法親王」が入寺して以来門跡寺院となり、代々25人
の法親王が入寺する格式のある寺院です。

御学問所


天明8年(1788)、安政元年(1854)の二度にわたる京の大火で御所炎上の際には
仮皇居とされたところでもあります。

この聖護院門跡の中に御殿荘があり、御所炎上のおり、仮皇居として使用される
時には一夜にしてご学問所が建てられたとされています。

一夜作り御学問所

このご学問所には狩野派の襖絵や、御所の女院を移築されたといわれる書院が
あり、これらは重要文化財に指定されています。

この聖護院門跡の一部を旅館として開放されたのが御殿荘で、お昼のお食事を
頂くこともできます。

お庭もい広くお茶室も見ることが出来ます。

茶室

このお茶室は天明の大火の折に119代光格天皇が3年間仮皇居として
ご使用になられた時、当時丹波亀山藩城主松平紀伊守信道公が
献上されたお茶室で、光格天皇がご愛用されたと記されたいます。

茶室駒札

蹲踞も天皇ゆかりということで、立ち蹲踞がしつらえられています。
又、茶室入りするのも躙り口ではなく、縁伝いでお席入りされるように
なっているそうです。
そして今一つ、炉が向う切になっていて、お点前をする人が天皇様と御顔
を合わせないようになっているそうです。
いろいろな配慮がなされているようです。

立蹲踞

お庭の紅葉はまだまだ色鮮やかさが残り、ことしの見納めの紅葉です。

紅葉3

紅葉2

しゃくなげ

コケ

浩宮皇太子殿下も修学旅行でお見えになり植樹された紅梅もありました。

浩宮殿下紅梅

桜の大木もあり、来年の桜は是非御殿荘で拝見したいものです。
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南丹市の古刹
2016 / 12 / 05 ( Mon )
南丹市の古刹 「龍穏寺」

南丹市園部町の山間に古刹「龍穏寺」があります。

山号は玉寶山と号し、曹洞宗に属します。

永正6年(1509年)に仁江の土豪足立氏の金幡宗全を開祖とし、
京丹波町の玉雲寺19世月山禅宗和尚を開山として建立された
そうです。

ここ龍穏寺は園部藩家老太田氏の菩提寺となっています。

園部藩は元和5年(1619年)但馬国出石藩であった小出吉親が
新たに入都して立藩した藩とされています。
所領はおよそ2万9800石ほどであったとあります。
幕末期は早くから御所の警備を行うなど官軍側に帰順し、
明治4年の廃藩置県で廃藩となりました。

現在は隠れた紅葉の名所として遠くから写真愛好家が訪れるところとして
人気を集めています。

境内

今年は紅葉があっという間に終わってしまって、今は散紅葉もない様子
ですが、多くの人で埋め尽くされることもなく、古刹の趣が一段と感じられ
鄙びた感じがとても静寂でいい感じです。

参道

山門

山門には玉寶山の扁額が掲げられています。

山号

境内には時代が感じられる宝塔もあります。

いほうとう

小さな祠にはお薬師さんがお祀りされています。

薬師堂

本堂

座禅堂は観音堂もかねているそうです。

ここ龍穏寺は船井ごおり三十三ケ所観音霊場の第2番札所に指定
されているそうです。

座禅堂

観音霊場

来年は是非紅葉の盛りに訪れてみたい古刹です。
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