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京の桜だより
2019 / 04 / 08 ( Mon )
京の桜だより 円山公園

京都市内で最も古い公園は多くの市民や観光客の方々に愛されている
円山公園です。

この円山公園の歴史
明治19年12月に政府の太政官布告に基づき公園地として指定され円山公園
が誕生いたしました。
明治22年には京都府から京都市に移管され東山の丘陵を利用し回遊式の
日本庭園として作られた素晴らしい歴史ある公園です。

この円山公園には桜の中で最も愛されている妖艶で艶やかな1本の桜があります。

それは「祇園の夜桜」です。

その品種は正式には「一重白彼岸枝垂桜」と呼びます。
現在の枝垂れ桜は二代目になります。

         枝垂れ1

初代は昭和22年に枯死してしまいました。
樹齢200年余りで昭和13年に天然記念物に指定されていたという銘木でした。

現在の二代目は京都の桜守で有名な佐野と藤右衛門さんが桜の種子を採取して
畑で育ててこられたものを昭和24年に現地の植栽して下さったものだそうです。

そのお蔭でこの円山公園の祇園の夜桜が黄泉がえりました。

枝垂れ2

二代目の桜も今年で樹齢は70年を越えました。
近年は烏の被害や台風等の被害で大分弱ってきています。
それでも今年も頑張って力を振り絞って立派に花を咲かせてくれました。
私は毎年この祇園の枝垂れ桜に逢いに来ます。
   今年も立派に咲いてくれて有難うを伝えに!!

枝垂れ3

円山公園はこの枝垂れ桜の他にも吉野桜等が700~800本もあり、今まさに
満開となっています。
今年は寒暖の差が激しいので寒い日もあり桜は長持ちしています。

枝垂れ4

4月に入りますとまずは新入社員は円山公園の夜桜見物の席取りという
お仕事が待っています。
以前はブルーシートが敷かれて席取りが行われましたが、さすがに今は茣蓙
が敷かれるようになりました。

枝垂れ5

円山公園の桜模様です。
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京の桜だより
2019 / 04 / 06 ( Sat )
京の桜だより 水火天満宮

日本で最初に菅原道真の神霊を祀る天満宮として延長元年(923)に
醍醐天皇の命を受け比叡山延暦寺の尊意僧正によって建立された
水火天満宮は、現在堀川通の寺の内上るにあります。

     鳥居

境内を入りますと立派な一重の紅枝垂れ桜が今満開となっております。

この桜は、西陣の中学校に通っていた生徒さん数人がのち事業に成功を収められ
その恩返しにと10本の桜が西陣の社寺に寄贈されました。
そのうちの3本がこの水火天満宮で大切に育てられ、現在の見事な桜に成長
したものだと伝えられております。

     紅枝垂れ4

毎年この時期になりますと見事な桜を愛でに多くの方が訪れます。
枝振りは地面に着かんばかりに伸び可憐な花を咲かせています。
近年は情報網が広ろまって海外の方も着物姿で訪れ、盛んに写真撮影を
されています。

         紅枝垂れ1

境内には菅原道真縁の「登天石」がお祀りされています。

この登天石には伝説があります。
道真は時の左大臣藤吾時平の讒言により大宰府に流され、配流先で59歳の生涯
を閉じました。
道真の死後京の都には時ならぬ雹が降ったり激しい雷雨に見舞われたりして、
京の都に住む人達は生きた心地がしなかったといいます。
そこで時の醍醐天皇は道真が師と仰いでいた比叡山延暦寺の尊意僧正に祈祷を
命じました。
尊意僧正が急いで山を下り、鴨川の辺りまで参りますと、激しい雷雨となり水は
みるみる溢れだしました。 そこで尊意僧正はひるむことなく数珠をひともみし、祈ると
川の水が二つに分かれ、その中から石が現れ、道真が立っていました。
尊意僧正はさらに祈るとやがて道真は天に上り、雷雨が止んで水嵩もひいた。
尊意僧正はこの石を自邸に持ち帰り供養した。  というものです。

          紅枝垂れ3

境内には他にも「出世石」や眼病に効能がある「金龍水」、安産祈願の「玉子石」
お祀りされています。

          紅枝垂れ2

丁度今満開の桜情報をお届けいたします。

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