FC2ブログ
五月の京菓子
2020 / 05 / 25 ( Mon )
五月の京菓子

今年は年初から新型コロナウイルス肺炎が世界中に拡散し、京都も被害が広がりました。
世界では30万人が罹患し、日本では16375人が罹患しています。
そのうち京都では358人が罹患いたしました。

4月18日からは三密をさけ拡散防止のため緊急自粛要請が発令され、町は静まり
かえっていました。

漸くここにきて第1波が静まってきてこの23日に解除され最初の週末を越えたところです。

そに間、京の厄除け祈願の「やすらい祭り」も京の三大祭り「葵祭り」も
神事だけの行事になり、各商店も自粛で閉店されていたのが解除とともに少しづつ
明るさを取り戻して参りました。

そんな状況の中でも季節は間違いなく巡ってまいります。

鶯のさえずりも、野山の花木も花をつけ、新緑は深まり、彩はまさに初夏へと進んでおります。

今日は初夏の好天に恵まれ、町を少し歩いてみました。

お菓子屋さんには、初夏のお菓子が並べられていました。

五月の最終週のお菓子を2題

       富貴草

牡丹の花をあらわした京菓子銘は「富貴草」です

牡丹の花は原産は中国北西部で古くから薬用に栽培されていました。
日本には遣唐使や空海が持ち帰ったともいわれています。

日本に入ってからは品種改良などもされ、観賞用として見事な大輪の花を咲かせて
百花の王とも言われています。

松尾芭蕉は
  冬牡丹 千鳥よ雪の ほととぎす   と詠っています。


        薫風

そしてもう一種は「薫風」です。  薫風は初夏の季語でもあります。

今、新緑が一番きれいな時期を迎えています。
柔らかな若葉の色が鮮やかで、山が笑う季節を迎えています。

コロナウイルスの終息が早からんことを祈りながら、ひと時京菓子で初夏を
楽しみました。

今回の京菓子は「俵屋吉富」さんのお菓子でした。

16 : 27 : 01 | 京菓子 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |