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鞍馬寺
2009 / 06 / 20 ( Sat )
竹伐り会式(鞍馬寺)

京の都の北の守り神である鞍馬寺は本殿は標高410mの鞍馬山にあります。
叡山電鉄を降りるとまず天狗が出迎えてくれます。

その昔、源義経が遮那王の幼名(牛若丸)のころ修行に励んだ場所でもあります。

鞍馬弘教総本山で御本尊は尊天(護法魔王尊 毘沙門天 千手観音)
国宝の毘沙門天三尊像の内毘沙門天と善賦師童子像は藤原時代前期に
制作されたものといわれております。


天狗 鞍馬寺

 
          門 

       竹伐り会式

その鞍馬寺で今日6月20日 午後2時から ”竹伐り会式” が行われました。

竹伐り会式はの起源は宇多天皇の寛平年間(889年~897年)で千年の古儀
といわれております。

鞍馬山の中興の祖・峯延上人が護摩の秘法を修していると、北の峰から
大蛇が現れ上人を呑み込もうしました。峯延上人は千手観音菩薩、毘沙門天王、
護摩魔王尊の三身一体尊天の秘密の真言を唱えて一心に祈ったところ、神呪
の霊験が顕れ大蛇は死んで切られ龍ケ獄に捨てられた。
その後もう一匹の大蛇が現れたがあばれることなく、鞍馬寺の香水を護ると
誓ったので本殿の東側に祀られた。 
先に切られた大蛇は雄蛇で、後の大蛇は雌蛇、この故事にちなみ青竹を
雄雌に見立てて伐るのが竹伐り会式であります。

この古儀を受け継ぐためには、数日前から出仕する衆僧・大惣・僧達・仲間衆
は精進潔斎し、山内諸堂は清められ「竹つりの儀」等の準備を重ね当日を
迎えます。

     舞楽

ほら貝の合図で始まった由緒ある儀式では舞楽も奉納されました。
本日の舞楽は「南天招福の舞」、躍動感あふれた古式ゆかしいきれいな舞楽です。

丹波座2 近江座

      竹伐り会式2 
      竹伐り会式3

竹伐り会式では近江座と丹波座にわかれ青竹を五段に伐りその速さを競います。
その勝敗によってその年の両地方の豊作を占うといわれ、今年は丹波座が勝利しました。

このようにして今年も勇壮な僧兵によって水への感謝、災禍を断ち切り吉事を招来する
儀式が行われました。

鞍馬寺へは出町柳から叡山電鉄で終点鞍馬下車、すぐです。
新緑がまばゆい青紅葉のトンネルは秋には見事に色づく風光明媚なところです。

本殿へはケーブルであがることができます。

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