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六道まいり
2009 / 08 / 07 ( Fri )
六道まいり(六道珍皇寺)


京の清水から今熊野の東山山麓あたりを阿弥陀ケ峯といい、平安時代にはこの辺りは
鳥辺野と呼ばれ、東大路松原の辺りは丁度その鳥辺野と呼ばれた葬送口の入り口に
当たり、あの世に通じる処であるとされていました。

六道参り1


六道寺と呼ばれたこのお寺は山号を大椿山、正式には六道珍皇寺といいます。
この六道珍皇寺と名付けられたのは、鳥辺野と呼ばれた葬送地に続く道に面して
いてこの世とあの世の分岐点「六道の道」にあったことからそのように名づけられた
そうです。

御本尊は薬師如来。 京の都では六道さんとも呼ばれ古くは愛宕寺(おたぎでら)
とも呼ばれたようです。
平安・鎌倉時代は東寺を本山として隆盛したが、その後衰退し、室町前期に
建仁寺の聞渓良聰によって再建され臨済宗に改められたそうです。

又この六道珍皇寺の井戸から冥土に行き、閻魔王庁でこの世とあの世の橋渡し
の裁判を手伝いをしたという伝説の人物(平安初期の嵯峨天皇に仕えた、文人
でもあり歌人でもあり政治家でもある)小野篁(おのたかむら)の木像も本堂に
安置されています。


地獄絵図
 六界之図

六道とは
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天人道の六世界で命が途絶えた時は
このいずれかの道へと進み、そしてその道から又誕生するという思想です。

今人間として生まれた私たちはその幸せを大切に生きなければならないのですネ


この六道珍皇寺では毎年お盆のになるとご先祖様がこの道を通ってお帰りに
なることから大勢の方がお参りに(ご先祖様をお迎えに)訪れます。

高野槇 六道参り2
高野槇を購入          水塔婆に戒名を書いてもらう 

六道参り3 六道参り4
迎え鐘を撞く             水塔婆をお線香で清める

       六道参り5
        高野槇で水を掛け水塔婆を納める

お参りの順序は
先ず参道入り口で高野槇を購入し、次に御先祖の水塔婆に戒名を書いてもらい
迎え鐘を撞いて、ご先祖様をお迎えし、水塔婆をお線香で清め、地蔵尊堂前で
備え付けの高野槇で水を掛け水回向のあと塔婆ををの場に納め、17日の
盂蘭盆施餓鬼で本堂前六道の辻で回向をしてあの世へお送りします。

このように京の都ではお精霊さんをお迎えしてお盆の期間は御供えをし、
おもてなしをしてご供養をする行事があります。

六道珍皇寺へは市バス206,207東大路の清水道下車松原通を西へ徒歩5分
のところにあります。

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