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幽霊子育て飴
2009 / 08 / 09 ( Sun )
京の伝説
幽霊子育て飴

   看板


むかし、むかし(慶長4年)京に江村家というお家がありました。
江村氏の妻は目出度く赤ちゃんを授かりました。大切にしお腹の中で順調に育って
いましたが、どういうわけかその妻は身重のまま悲しくも他界してしまいました。
悲しみの内に妻を葬って手厚く弔いました。

それから何日かしたある日、土の中から幼子の鳴き声がするので、江村氏は不審に
思い掘り返してみると、紛れもなく妻が生んだ子供だったのです。

    飴

そのころ六道珍皇寺のそばで販売されていた飴屋に、夜な夜な青白い顔をした女が
一文銭を持って飴を買いにくるのです。その女は6日間通い詰め7日目に、飴屋で
今日はお足がございませんが、飴をわけていただけませんか?とたのみました。
飴屋は銭がなくても飴をわけてあげましたが、不審に思い後をつけてみると、
墓場まで来て、水塔婆の前でスーと姿を消してしまいました。

どうやらその女は身重のまま死んだ江村氏の妻で死後出産し、母親の一念でお乳の
代わりにこの飴をなめさせ育てていたというのです。

子供を土の中から掘り起こしてからはこの女は飴を買いにこなくなったそうです。

その後この子供は8歳で僧となり、修行を怠りなくし、ついには高名な僧となり、
寛文6年3月15日68歳で遷化したというお話です。

以後この飴屋の飴を誰言うとなく”幽霊子育て飴”と唱え盛んに売り広め、
薬飴とまで言われるようになり京の都の名物となったと言われております。

    飴2


この飴のお味は昔なつかしい”かちわり飴”(水あめを固めて小割りしたもの)を
思い出すような素朴な美味しい飴です。

幽霊子育て飴は・・みなとや幽霊子育て飴本舗で販売されています。
1袋500円です。 お店は六道珍皇寺を少し西に行ったところにあります。
電話/FAX075-561-0311です。
00 : 35 : 25 | 京菓子 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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