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200年の老舗
2009 / 09 / 12 ( Sat )
200年の歴史を誇る老舗
「 山中油店 」


京都の上京区の東西は下立売通りから南北浄福寺通を挟んでこの辺り一帯は
平安時代は内裏の一角で、室町時代に足利義満が室町御殿を造営してからは
大変賑やかな所であったといわれていります。

     道路標示
右は”ほりかわ” 左は”妙心寺”と表示

この下立売通りの名前の由来は、当時はこの通りに沢山の商人が傍らに立ち
物を売っていたことから名付けられと言われております。

北は上立売通、中立売通と共に主要な東西を結ぶ往還路として栄えたそうです。

店1 看板

その下立売通に200年の歴史を誇る山中油店があります。

江戸中期文政年間(1818~1829年)に初代平兵衛が油を商いとする店を構え、
安政2年(1855年)に建てられた店は今もその面影を残しているそうです。

油の歴史は平安時代の初め、油の神様といわれる「離宮八幡宮」の神主が
「長木」という道具で油をしぼり灯油として用いたのが我が国精油の始まりだとか

当初油は神祀りの灯火や宮中に献上される大変貴重なものでありました。
大衆に普及していったのは幕末から明治にかけてと言われております。

その貴重な油を商いとして約200年近く伝統を受け継いで今日尚立派に
油の専門店として隆盛を誇るのが㈱山中油店です。
食用油から建築工芸用油、スキンケア、油粕、椿油などいろいろな油が
取り扱われております。

平安京御書所跡 

 水車2


又この辺りは出水といい、水が豊かに湧き出るところでもあり、この水を
利用して生活や商いが栄えてまいりました。
この山中油店にその豊かな井戸水を利用して水車が回され豊かな風情を
味わうことができます。

        綾き殿

おくどさん タンス

        カプチーノ


又山中油店のすぐ近くに綾綺殿という100年余りの町屋があります。
平安宮内裏殿舎の一つで内裏や妓女の舞などの舞台となったのが「綾綺殿」
あったそうです。 今は町屋ショップ&カフェとなっていて山中油の商品が販売
されています。 こちらの”おくどさん”は今でも使われているものです。
このおくどさんで沸かされたお湯を使ってお茶を、もうすぐお月見のシーズンで
カプチーノに兎をリクエストして店長さんが可愛く描いてくださいました。

歴史探訪館


又山中油店の前には上京歴史探訪館があり上京の歴史を伝えております。

株式会社山中油店は上京区下立売通知恵光院西入る (下立売通の堀川を西入る)に
あります。
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