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洛中・洛外紅葉模様11
2009 / 11 / 26 ( Thu )
洛中・洛外紅葉模様11 ”黒谷 金戒光明寺”

京の洛中、東天王町の北に京では ”黒谷”さんとして親しまれている”金戒光明寺”があります。

門

山号は紫雲山 ご本尊は阿弥陀如来。浄土宗の京都四ケ本山の一つ。

承安5年(1175年)法然上人(当時43歳)が比叡山の修行を終えて、この地で念仏を
された時に紫雲が全山にたなびき、光明が辺りをてらしたことからこの地にあった
比叡山の白河禅房を師の叡空上人から譲られ浄土宗最初の念仏道場を開いたことに
始まるとされています。
法然上人没後に紫雲山光明寺となり、さらに後光厳天皇から「金戒」の文字が
与えられ、現在の ”金戒光明寺”となったようです。

伽藍は応仁の乱以後度々焼失したがその都度再興されました。
三重の塔は寛永10年(1633年)徳川秀忠を弔うために建立されたもので、重要文化財
に指定されています。

金戒光明寺には重要文化財として「山越阿弥陀図」「地獄極楽図」
木造の千手観音立像等や塔頭には茶室「淀看席」があります。

又この金戒光明寺は文久2年(1862年)徳川幕府が京都に治安維持のため京都守護職
を置き、会津藩主松平容保(かたもり)が家臣1000名をひきつれここに本陣を
おいたことでも知られております。


山門 鎧かけの松
山門                         鎧かけの松

山門は万延元年(1860年)に建立されたもので、楼内には釈迦三尊像、十六羅漢像
天井には幡龍図が描かれています。お天気のいい日にはここから大阪の淀川まで
一望できるとまでいわれております。楼上正面には後小松天皇の宸翰「浄土真宗
最初門」の勅額がかけられています。

境内にある立派な鎧掛けの松は平安時代末期から鎌倉時代の戦国武将
熊谷次郎直実が出家するにあたり、鎧を洗ってこの松にかけたと言われる松で
現在の松はその2代目にあたるそうです。

本殿

御影堂(大殿)は昭和19年に再建されたもので、円光大師25霊場第24番の
霊場となっています。

庭園 庭園2

         庭園4

書院前には枯山水 紫雲の庭 が法然上人の生涯を通した浄土宗の広がりを
表した庭園が、又書院横には紅葉がすばらしい庭園が見事に色づいています。
一歩庭園の中に入ると静寂で鳥のさえずりが聞こえ、爽やかな空気の流れを感じます。

茶室 茶室花峯庵
茶室 紫雲亭                       花峯庵                     


 夕暮れ

秋の夕は ”つるべ落とし”日が西に落ちかけ人恋しくなるそんな景色も味わう
ことができました。

金戒光明寺へは京都駅から市バス5、100番で東天王町下車徒歩10分
京阪三条駅から市バス203番東天王町下車10分です。
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