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師走の風物詩
2009 / 12 / 07 ( Mon )
京の師走の風物詩
 ”大根だき” 千本釈迦堂


今年もあっという間に師走を迎えてしまいました。

案内 案内2

京では師走になると、”大根だき”が行われ今年も無事健康でこれたことに
感謝しながら、熱熱の大根を感謝をこめて戴きます。

        千本釈迦堂

京の西陣に千本釈迦堂があります。正式には 瑞応山 大報恩寺といいます。
今から約760年前、鎌倉初期安貞元年(1227年)に奥州平泉の藤原秀衡の孫にあたる
求法上人義空により開創されたのが始まりとされています。
御本尊は釈迦如来、この大報恩寺の本堂は、応仁の乱の戦火にも唯一遺った建物で
屋根は檜葺き、純和様の宸殿造りで京都市街地では現存最古の木造建築として国宝
指定されています。
かっては境内は東西が千本通りにあったことから千本釈迦堂と呼ばれるようになり
現在もその通称で親しまれています。

大根だき3 大根だき2

この千本釈迦堂で12月の7日、8日の2日間にわたって大根だきが行われ多くの参拝者
で賑わいます。

そもそもこの大根だきがおこなわれるようになったのは、お釈迦様が12月8日暁天の
明星出現と同時の「さとり」を開かれたことにあやかるため、鎌倉期正応のころ
第3世慈禅上人がこの日を慶賀して盛大に「成道会」を営まれたことに由来します。

慈禅上人は法要を修するに際し、丸い大根4本をたて半分に切って八ケとして、切り口
の平面に釈迦の種子(梵字)を書き大根八ケを大檀の上にお供えして、法を修して
参詣者への「悪魔よけ」とされた。さらにこの悪魔よけの祈祷を済ませた大根を
炊き上げ参詣者に供養されたのが始まりとされています。

大根 行列

今日も沢山の参拝者で賑わっています。朝10時から始まって1時間もしないうちに
長蛇の列ができ、本堂の前から門を出てもまだ行列が続いています。
遠くは関東からも参拝にみえているようです。

熱熱の聖護院大根は大きなお鍋で炊き上げられるがあっという間に空になっていきます。
大きな輪切りにしたお大根は中まで柔らかく、フーフーしながら師走の心まで温まる
京の名物行事です。

大根だきは1椀1,000円です。 また自宅で炊く祈祷済(梵字入り)の大根も1,000円で
販売されています。

大根だきは明日8日も10時から行われています。

千本釈迦堂へは今出川通を西へ市バス203、50、101番上七軒下車、北へ徒歩すぐです。 
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