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西陣聖天宮 雨宝院
2010 / 01 / 10 ( Sun )
西陣の聖天さん ”雨宝院 ”

門 こんにゃく封じ

西陣の真ん中に位置するところに「西陣の聖天さん」として京の人々から親しまれて
いる”雨宝院”があります。

大根炊き


今日10日は初庚申の日、雨宝院でこんにゃく封じの御祈祷が
行われています。
諸病苦をこんにゃくに封じ込め役を祓う御祈祷で、聖歓喜天に御祈祷をして
戴いたこんにゃくは家の高い所にしばらくつるしておいて、後はは土に埋めて
役を祓うのだそうです。 参詣者には大根炊きがふるまわれていました。

聖天歓喜尊

雨宝院は真言宗のお寺で正式には 北向山 雨宝院、大聖歓喜寺と号し、
御本尊は「聖天(大聖歓喜天)像」。

弘仁12年(平安初期)、弘法大師が嵯峨天皇の御悩平癒を等身大の歓喜天像を
造って祈願した。その功績により大師は天皇の別荘であった時雨亭を賜り、
雨宝堂(大聖天歓喜寺)としたことに始まるといわれております。

元々はこの辺りは平安貴族が住まいする地で、この雨宝院は今よりももっともっと
広く、千本通りまで境内であったそうです。
東寺と共に皇城鎮護として栄え、大伽藍があったそうですが、応仁の乱などにより荒廃
し、天正年間に再興されたが天明の大火で焼失した後、堂舎が再再興され現在に至って
いるようです。

御本尊の大聖歓喜天は昔から秘仏として直接御像を見て拝まないならわしとなって
いてますが、そのお顔は象面をしておられるそうです。
古来インドでは象は百獣の王として大神力を表して神聖されていました。
密教では聖天さんは大日如来が我々の願いをかなえようと姿を変えられた仏様で
現世利益をかなえてくださるありがたい仏様だそうです。

千手観音

雨宝院の観音堂には平安時代初期に作られた千手観音像が祀られています。
漆箔で腕は10本の立ち姿の観音像は重要文化財に指定されております。

また雨宝院の弘法大師像はお口を開けておられ「阿」東寺の御影堂の弘法大師は「吽」
として相対面しておられます。
雨宝院の大師の「阿」は冷や汗をかくほどつらいことも助けてくださるとの信仰を
集めいるようです。

時雨の松 染殿井

境内にある松は「時雨の松」と呼ばれ久邇宮朝彦親王が当院参詣の折
この松の下でにわか雨をしのがれたことからそう呼ばれているそうで京都市の
保存樹となっています。

境内東南に井戸があり「染殿井」と呼ばれ西陣の五水の一つに数えられ
染め物に用いるとよく染まるといわれ夏の干ばつ時にも涸れることがない
といわれております。

春には歓喜桜、や御衣黄桜が見事に咲き誇る隠れた名所でもあります。
桜の頃に訪れてみてはいかがでしょうか

雨宝院へは市バス59、201、203,101今出川浄福寺下車、北へ徒歩3分です。
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