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さんやれ祭り
2010 / 02 / 24 ( Wed )
さんやれ祭(上賀茂神社)

上賀茂神社

2月24日はさんやれ祭という行事が京の上賀茂神社を起点として行われます。

行列

さんやれ祭とは、幸在祭、三鬼打祭、山鬼打祭、散放祭、山荒祭ともいろいろ
な漢字があてられ、その起源ははっきりとは判らないそうです。
だが、遡ると寛永13年(1636年)の上賀茂神社の資料の中に記述があり、
江戸時代初期にはこの祭りが行われていたそうでかなり古くから伝わる伝統の
行事でもあります。

元服男子 

男子が15歳になると「上(あがり)の子」と呼ばれ里の仕事や祭礼、町内行事
などで一人前の男子としてお仲間入りをした昔の元服にあたり、上賀茂神社
大田神社、山の神にその報告をする儀式のことをさんやれ祭と呼んおります。
本来は山の神を里に迎え豊作占いや年占い、成人戒などが混然として行われた
行事であったようです。


太鼓

この祭りは上賀茂の川原町、山本町、中大路町、南大路町、東の五グループで
構成されていて、農家を中心に「サンヤレ講」が組織され当番制でお宿が決められ
祭り当日は ”小豆ご飯、鱈の入った白味噌のお汁、お煮しめ”などを戴いて
この日に新調された大島紬の着物に白のマフラー手袋、黒足袋、下駄姿で太鼓を
ドンドン鳴らし磨り鐘、笛を吹きながら3班で山の神、大田神社、最終上賀茂神社
へと練り歩きます。

近年子供の数が減りなかなか上がりの男子が揃わないようです。
又、どうして大島紬なのでしょうか?と関係者の方にお尋ねしたところ高価な着物
ということだったのかナ・・・このさんやれ祭で大島紬の着物を始めて着て、
死んだ時には又大島紬をきて納棺するのや。とお話をされていました。

このさんやれ祭は京都市の指定無形民俗文化財に指定されているそうです。
親子の固い絆と各町内の絆を代々に受け継ぐ素朴な神事を今日尚保存され実行
されていることに大きな意義と感銘をうけました。

(写真掲載は関係者の方より御了解を得て掲載させて頂きました。)
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