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御霊会
2010 / 05 / 18 ( Tue )
御霊神社の御霊会

表門

京は烏丸通の鞍馬口近くに御霊神社があります。
京の町では”上御霊さん”と呼び親しんでおります。

本殿 社殿2

御霊神社の祭神は崇道天皇(早良(さわら)天皇)、吉備真備(きびのまきび)、
橘逸勢(たちばなの はやなり)井上内親王、他戸(おさべ)親王、火雷神

(ほのいかずちのかみ)など十三柱の神霊がまつられています。

その昔、この辺りに勢力を持っていた出雲氏の氏寺としての出雲寺がありました。
その鎮守社であったとも、式内大社の出雲井於神社とも言われております。

その頃、桓武天皇の身辺で生母や皇后の死、洛中に疫病が流行りだしたのは
早良天皇の怨霊のためとされ、その怨霊を鎮めるために桓武天皇の勅願により
早良天皇、井上内親王の御霊を遷座したのが始まりと伝えられております。
その後明治天皇の御願により祭神五柱が増祀されたそうです。

神輿

        末広神輿

特に御所の守護神として皇室の崇敬厚く神輿牛車など皇室から寄付された
ものも多く所蔵されています。
本殿は享保18年(1733年)皇室より下賜され賢処御殿を復元したものと
いわれております。
境内は「御霊の杜」と呼ばれ応仁元年(1467年)応仁の乱の発端となった
場所としても知られております。


絵馬

その御霊神社で今日は御霊会が行われました。
この御霊会は貞観5年の御霊祭が起源とされ、悪疫や災厄を祓い清める祈り
の祭でこの御霊会の6年後に祇園御霊会(祇園祭)、さらに百三十二年後
に紫野御霊会(今宮祭)が行われるようになり、祭礼として最も古い都下
随一の謂れがあるそうです。

祭礼当日の御神輿、御牛車は後陽成天皇、後水尾天皇、後西院天皇より
寄進されたものだそうです。とても立派なお神輿です。

小山郷 次朗会
小山郷                   今出川口

午後1時にお神輿は御霊神社を出発します。
そのお神輿は三基あり、小山郷、今出川口、末廣で、それぞれのお神輿を
三派が担ぎます。この方々は祇園祭りにも御奉仕されます。

末広会
末廣

夫々のお神輿の担ぎ手も衣装が少しずつ異なり、平均年齢は40歳くらいとか
いなせな、勢いにのせ、
  ヨイ、ヨイ、ヨイ、ヨイ、エライヤッチャ、エライヤッチャと
掛け声をかけ、お神輿を持ちあげ、
  ホイット、ホイットと足を蹴り上げ担いで神社を出発します。
江戸時代は御所で三基が揃って巡行しましたが東京遷都以来途絶えていたのを
昨年から140年振りに三基が今出川通から朔平門前で揃い威勢良く廻します。
その後、油小路の下長者町から今出川、室町 上立売通から紫明通へと巡行し
約6時間半かけて最終7時30分に又御霊神社へと帰ります。

子供

祭りは今も昔も街の誇りであり、今年も元気で祭りが迎えられたこと
又今年一年無事でありますようにと景気よく掛け声とともに
悪疫を退散させていきます。
可愛い子供もお祭りに参加します。最も夜店の方に楽しみがあるようです、

御霊神社へは地下鉄鞍馬口下車徒歩3分です。
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