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京の六地蔵めぐり 上善寺
2010 / 08 / 22 ( Sun )
京の六地蔵めぐり 上善寺

石柱  門

京は烏丸鞍馬口を東に入ったところに上善寺があります。
正式には千松山遍照院上善寺といいます。 浄土宗の知恩院の末寺
ご本尊は阿弥陀如来

本堂

貞観5年(863年)比叡山の慈覚大師円仁によって千本今出川に天台密教の
道場として建立されたのを、豊臣秀吉の時代に現在の鞍馬口に移された。

この上善寺は京の六地蔵のうちの一つでもあり、この地蔵盆の時期になると
六地蔵めぐりで多くの方が参拝に訪れます。

天道如来
天道大日如来

六地蔵とは 地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間の六道の迷い苦しみを救い賜る
仏様といわれております。

地蔵堂 三界番礼

京の六地蔵は小野篁の作と伝えられております。
小野篁が48歳の時(嘉祥2年 894年)大病にかかり、仮死状態の時夢遊の中で
地獄で苦しむ罪人達を救っている一人の僧を見かけました。
その僧は「われはこれ地蔵菩薩なり、昔 釈迦如来の滅後末世の衆生を託され
このようにして救済に当たれども、全てを救うことはできない。よって娑婆に
帰ったなら地獄の恐ろしさを知らしめよ」と言われた。
篁はこの言葉に感銘を受け菩薩の御利益を知らしめるため木幡山の一本の桜の
大木に六体の地蔵尊像を刻み伏見の六地蔵の地に安置した。

後白河天皇はこの六地蔵を深く信心され保元2年(1157年)平清盛に勅命し、
清盛は西光法師に命じて都街道の入り口六ヶ所に六角堂を建てこの地蔵尊を
一体ずつ安置された。
これが広く庶民に親しまれ、六地蔵めぐりの始まりで、京の各町で行われている
地蔵盆の行事もこの六地蔵信仰に起因するともいわれております。

地蔵菩薩立像

今年も京の町々では子供の健やかな成長と家内安全、無病息災を祈願して
地蔵尊にお供えをし、子供たちを中心とした行事が繰り広げられております。

上善寺は第十三世肝誉上人の時に浄土宗に転じ、正徳2年(1712年)松平越前守が
菩提寺とし、不断念仏を再興された。
境内には鎌倉期のものとみられる石仏や、長州人首塚碑もあります。

上善寺へは地下鉄烏丸鞍馬口下車 鞍馬口通を東へ徒歩5分です。
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