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蚕の社
2010 / 09 / 20 ( Mon )
京の三珍鳥居③ 蚕の社(木島神社)

     鳥居

京は右京区、四条大宮から京福電鉄嵐山線に乗って蚕の社で下車、
北へ少し行ったろころに蚕の社があります。 正しくは木島坐天照御魂神社
(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)
といいます。
非常にむつかしい名前で地元の人は「このしまさん」とよんで親しんでいます。

ご祭神は天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、彦穂々出見命(ひこほほで
のみこと)、鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと)、瓊々杵尊
(ににぎのみこと)、大国魂神(おおくにたまのかみ)


境内図 由緒書

創祀時期は不詳とされているが、『続日本書紀』大宝元年(701年)にその名を
見ることができるようで、「延喜式」には名神大社と記されていることから
その昔は伏見稲荷大社などと同じくらいの大社であったと考えられております。


本殿2

もともとこの太秦の地は秦氏が勢力をもっていたところで、その秦氏が水の神、
ムスビの神を祀り、平安時代は祈雨の神として信仰されていたようです。

蚕の社といわれる由縁は本殿右の摂社 「養蚕神社」が養蚕、機織り、染色に
力を発した秦氏にゆかりが深いところからそう呼ばれるようになったようです。


三柱の鳥居 糺の池

本殿横の鳥居をくぐると元糺の池というのがあります。
清水が湧き出る神聖な池で、夏の土用の丑の日に足をつけるとしもやけや脚気に
かからないと言われて信仰されていますが、今はお水はありません。
 
その池の決壊の奥に全国唯一の ”三柱の鳥居” があります。

創立年代は不詳のようですが、これは宇宙の中心を表し、四方より参拝する
ことができるようにということからこの形になったようです。
中央の石組は本殿ご祭神の神坐を表していると言われています。
現在の鳥居は享保年間に修復されたものだそうです。

奇妙な形をしていることから「太陽の計測」として三角形の方角から
太陽の出入りによって農耕の情報を得ていたとも、
又古代の磐座、禊の場であったともいわれ崇められてきたようです。

京の都は魔界が多く感じられる都であります。
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