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護王神社
2010 / 11 / 01 ( Mon )
護王神社の亥子祭

提灯 神社

京の烏丸丸太町を上った下長者町に護王神社があります。
ご祭神は和気清麻呂公命、と和気広虫姫命
護王神社はもとは高雄山の神護寺境内に和気清麻呂公の霊社として祀られて
いました。
嘉永4年(1851年)孝明天皇は和気清麻呂公の歴史的功績を讃え
「正一位護王大明神」の神階と神号を授けられました。
明治7年(1874年)に護王神社を別格官幣社に列し明治天皇の勅命により
神護寺境内から現在の地に社殿を造営し遷座されました。
大正4年(1915年)には広虫姫を清麻呂公と並ぶ主祭として祀られました。

亥子祭 女官


この護王神社で毎年11月1日、亥の月、亥の日、亥の刻に亥子餅をついて無病息災、
子孫繁栄を祈願する「亥子祭」が古式ゆかしく平安時代の宮中行事として行われ
ております。
午後5時から神殿にて、三種(胡麻、小豆、栗)をお供えし祈願祭が行われた後
舞殿で「御玄猪(おげんちょ)」の儀が行われます。
この儀式は平安時代、宮中で行われた玄猪の儀式を古式に則り昭和35年に再現され
たものだそうです。

臼 粉

       水

小袿姿の女官によって臼、杵、粉、水などが宮司様の前に並べられていきます。

おつきの儀 おつきの儀2 

並べられた道具で宮司様が「御舂の儀(おつきのぎ)」といわれる王朝風の
餅つきの儀が行われます。

おつきの儀3 おつきの儀4

式司が神話を謡い 式員が「いのちつくつかさ」と謡うと、女官が「いのちつく
さいわい」と応えながら餅つきの儀が行われます。 

           おつきの儀5 

このようにしてつかれた餅は一つは神前にお供えされ、もう一つは御所へ献上されます。

行列1 行列

行列2 行列3

行列4 行列5

その献上の儀式を「禁裏玄猪調貢の儀」として護王神社から提灯行列をして
蛤御門より御所へと献上に参上いたします。

この献上の儀式の後、神社で神前に供えられた三種を混ぜた餅がつかれ、参拝者
にも振舞われることになつております。

亥子餅 亥子餅2

神社ではこの日に限って亥子餅も販売されています。
猪の形をして目玉も可愛い漉し餡入りの美味しいお餅です。

護王神社は清麻呂公が都より宇佐へ向かわれるとき三百頭もの猪が現れ清麻呂公
をお護りした故事にちなんで狛犬ではなく狛猪が拝殿前に建てられております。
この事から干支の猪年の守り神としても信仰を集めております。

護王神社へは地下鉄丸太町下車、北へ徒歩7分(烏丸通に面しております)
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