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嵯峨野の秋
2010 / 11 / 27 ( Sat )
二尊院

小倉山の東麓に二尊院があります。

この辺りは常寂光寺から二尊院、滝口寺、祇王寺と続いて紅葉の名所が点在して
いて、春の桜、新緑、秋の紅葉と多くの観光客が訪れるところです。

二尊院は天台宗で山号は小倉山、正しくは「小倉山二尊教院華台寺」といいますが
ご本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊をお祀りするところから寺名を二尊院と呼
ばれています。

嵯峨天皇の勅願により慈覚大師が承和年間(834年~847年)に開山したと
いわれております。

お釈迦様は人が誕生して人生の旅路に出発するときに送り出して下さる
「発遣の釈迦」、阿弥陀様はその人が寿命をまっとうしたときに極楽浄土
よりお迎えくださる「来迎の弥陀」と説かれているそうです。

この二尊は重要文化財に指定されております。

門  門2

まず総門から参道へ続く紅葉の鮮やかな色が目に飛び込んでまいります。
この総門は豪商角倉了以が伏見城の「薬医門」を慶長18年(1613年)に移築した
ものと言われております。

紅葉1 紅葉2

門をくぐると参道の両側に枝が伸びてまさに紅葉のトンネルのようです。
この辺りを「紅葉の馬場」といわれております。

紅葉3 紅葉4

応仁の乱によりここも諸堂が焼失してしまい、本堂唐門(勅使門)は約30年後
に再建されたようです。
この勅使門に掲げられている「小倉山」は後柏原天皇の勅額だそうです。

本堂 勅額

本堂は京都御所の紫宸殿を模して造られ、内陣も内裏のお内仏と同様に造られ
外陣の床はうぐいす張りとなっています。
本堂正面の「二尊院」は後奈良天皇の勅額だそうです。
明治維新までは天皇名代として勅使が参詣され御所の仏事も行われ、公家方との
交流も盛んであったようです。
現在も旧摂関家や角倉家の菩提寺となっているようです。

角倉了以銅像 紅葉5

境内には角倉了以の銅像が紅葉真っ盛りのなかに建てられております。

梵鐘 小倉あん発祥の地

こちらの梵鐘は「しあわせの鐘」として世界平和を願い参拝者が自由に撞く
ことができます。初代の鐘は慶長9年(1604年)のものだそうですが現在のは
平成4年につくられたものだそうです。

また小倉山は小倉餡の発祥地ともいわれ、京のお菓子の老舗が顕彰碑を建てら
れております。

八社の宮

八社の宮は室町時代に造られたもので京都市の有形指定文化財となつております。
かなり老朽化し、お社の上から被いがかけられております。

丁度今日の紅葉模様がニュースステーションで放映されました。
ライトアップされた紅葉が映像で流れ、またお昼とは風景が変わって荘厳さが
映し出されておりました。
18 : 55 : 09 | 京のお寺・神社 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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