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妙満寺
2010 / 12 / 04 ( Sat )
妙満寺の釈尊成道会

京都の国際会議場からさらに北西、岩倉幡枝町に妙満寺があります。
山号は妙塔山で顕本法華宗の総本山にあたります。

門

本堂

妙満寺はもと天台宗の僧で玄妙という方が故郷会津で日蓮上人の教えに触れ
67歳で日蓮宗の門下に入られ、康応元年(1389年)六条坊門室町(現在の烏丸五条)
に妙塔山妙満寺を建立されたのが始まりとされています。

その後応仁の乱や幾多の戦火にあい、天正11年(1583年)豊臣秀吉の時代に
寺町二条に移築、「寺町二条の妙満寺」として京の都では親しまれておりました。

が近年都市化が進み昭和43年に現在の岩倉に移り今日に至るようです。

立派な門構えから本堂を望むことができます。

法要

その妙満寺で今日は「釈尊成道会」という、お釈迦様がインド・ブッタダガヤの
菩提樹の下で悟りを開かれたことを御祝いする法会が行われました。

本堂で法要の後、岩倉幼稚園児が本堂で日頃練習を積んできた音楽を奉納
するという催しもあり、可愛い園児が見事な演奏を聞かせて法会にお参り
されている方々を和ませていました。


仏舎利 仏舎利2

    本堂から

本堂の法要の後、仏舎利大塔の前でも法要がおこなわれました。
この仏舎利はインドのブッダガヤ大塔を型どったものだそうです。
最上階に古来より妙満寺に伝わる仏舎利が安置されているようです。

本堂からは比叡山の勇姿を眺めることができ、この比叡山の借景が
当山の雪の庭からも眺めることができます。

大根炊き 大根炊き2

釈尊成道会の後参拝者に京の風物詩「大根炊き」が希望者に振舞われました。
800円で拝観料も含め熱熱の大根炊きを戴くことができます。
こちらの大根炊きは貴船の料亭「鳥居茶屋」さんの御奉仕だそうで
お味もとても美味です。
この冬も健康で暮らせるようにと祈りをこめて戴きます。

雪の庭2雪の庭1

雪の庭3雪の庭4

妙満寺の本坊にあるお庭は「雪の庭」と名付けられ俳諧の松永貞徳
(1571~1653年)の造営といわれております。

清水寺の成就院の「月の庭」、北野にあったといわれていた成就院の
「花の庭」とともに成就院「雪月花の三名庭」と呼ばれています。
昭和43年寺町二条から岩倉へ遷る際成就院より移築されたようです。
広い枯山水のお庭は比叡山も借景に取り込んだいいお庭です。

道成寺鐘

又こちらの妙満寺には能や歌舞伎の演目でも有名な安珍・清姫伝説
「道成寺鐘」が安置されていることでも知られています。

どうして妙満寺に道成寺鐘が置かれているかといいますと、
正平14年(1359年)道成寺では安珍・清姫の伝説以来長く失われていた鐘を
再鋳し、供養を盛大に行っていた際に一人の白拍子が現れ呪力でその鐘を
落下させてしまいました。そしてその白拍子は蛇に変わり日高川へ姿を消し
ました。
その後近隣で災厄が重なりこれは清姫の祟りとその鐘を埋めてしましました。
後にその話を聞いた仙石権兵衛秀久が掘り起こし、妙満寺に納めました。
当時の妙満寺の貫首日殷大僧正が法華経による供養をし怨念をとかれると
素晴らしい音色の鐘となった。というものだそうです。
道成寺を演じる方々はこの鐘に精進しお参りに来られるようです。
その鐘はそれほど大きくなく、厨子に納められております。
どのような音色か聞いてみたいものです。

師走の京の都では、無病息災を祈願して大根炊きが振舞われるお寺が多数
あります。
今年も早師走。なにはともあれ健康で無事過ごすことが出来たことに感謝です。

妙満寺へは叡山電鉄鞍馬行きで木野下車徒歩5分です。
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