FC2ブログ
みすや針 三條本家
2011 / 02 / 07 ( Mon )
京の老舗 みすや針本舗

京の三条通りは東に向かう東海道の発着地点として昔から大切な要路で交通、物流の
要地として栄えてまいりました。

人の集まるところには、旅籠や土産物屋が立ち並び賑わいをみせておりました。
そんな三条通の河原町を西に入ったところに「みすや針」と書かれた看板が見えます。

エントランス

細い通路を奥に入るとお庭伝いにこじんまりとしたお店が見えてまいります
ここが「みすや針三条本舗」です。

店舗

江戸時代(1651年)宮中の御用針司の用命を受け、1655年には後西院天皇より
『みすや』の屋号を賜り、御所内で針を作っておられたという四百年余りの歴史をもつ針屋さんです。

宮中では針への清めと秘術を漏らさないようにと御簾の中で仕事をされていたこと
から「みすや」の屋号が下されたそうです。

当時は、荷物にならず喜んでもらえる京のおみやげとして人気が高く、全国に知られる
ようになったようです。

京の着倒れといわれ、とりわけ京は着物とは縁が深く、昔から母や祖母が糸を針穴
に通す姿をよく目にしたものです。
時には祖母から糸通しを頼まれたりしながら日常的に針が身近にありました。
近年着物離れが進み、自宅で着物の仕立て直しなどはしなくなりましたのであまり
針を手にすることもなくなりましたが、それでもどこか裁縫箱には必ずあります。


商標 縫い針

長い歴史を物語る商標登録の看板が掲げられ、店内には数十種類の針が並べられて
おります。「大くけ」「大ちゃぼ」「中ちゃぼ」「もめんえりしめ」
「つむぎえりしめ」「つむぎぐけ」「きぬえりしめ」
等々中年以降の女性には
なつかしい名前ではないでしょうか?

マチ針

まち針の頭も最近は可愛いキャラクターがつけれれて見ているだけで楽しくなります。

クロステッチ針

最近は縫い針よりもクロスステッチや刺繍、キルト等の針がよく売れているそうです。

博覧会

明治11年の内国博覧会で褒章を受賞された記念のメダルも掲げられております。

京の都にはこのように長い歴史に培われ今日なお立派に商いを続けておられるお店が
数多く現存するすばらしい地です。
15 : 21 : 38 | 京の暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<梅宮大社 | ホーム | 京都市動物園>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://kyonoazemichi.blog60.fc2.com/tb.php/291-f8df3785
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |