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美御前社
2011 / 02 / 23 ( Wed )
梅だより 美御前社(八坂神社の摂社)

清水寺から三年坂(産寧坂)、二年坂を越してそぞろ歩きをしていると、
紅梅が咲き始めてほのかな香りを漂わせております。

紅梅

二年坂から石塀小路を通って八坂神社に入ったところに八坂神社の摂社で
美御前社(うつくしごぜんしゃ)という小さなお社があります。

美御前由緒書き 美御前社

この美御前社の祭神は「市杵島比売神(いちきしまひめがみ)、多岐理比売神、
多岐津比売神」の三神がまつられております。

本社の素戔鳴尊が天照大神と誓約(うけい)をされたとき、素戔鳴尊の持って
おられた十挙剣を振りすすいで生まれた三柱の女神で宗像三女神というそうです。
清浄・潔白の証となった神々で俗に弁天さんといわれるのもこの市杵島姫の神様
であると記されております。

古くから祇園の芸舞妓さんをはじめ美しくなりたい願望の女性の崇敬をうけ
女性のお参りが多いようです。
又美容・理容や化粧品の業者の方々からも信仰を集めております。


美御前社1


美容水看板 美容水

祠の前には美容水と名付けられた水が常に流れていて、2,3滴顔におつけ
下さいと案内されていています。身も心も美しくなるそうです。

今日も若い女性や若いカップルもお参りに訪れて、お水を顔につけ美人になれる
ようにとお参りされていました。

忠盛灯籠解説 忠盛灯籠

美御前社のお隣に忠盛燈籠があります。
永久年間(12世紀頃)白河法皇が祇園女御の許に赴かれようと、この辺りを
通られた時、折しも五月雨が降る夜で、前方に鬼のようなものが見えたので
法皇は平忠盛に討取るよう命じられました。

忠盛はその正体を見定めた上でと思いこれを生け捕りにされました。
するとそれは燈籠に火を献じようと油壺と松明をもった社僧でありました。
雨を防ぐため着ていた蓑が銀の針のように見えたようです。

人々はこの話を聞き忠盛の思慮深い判断に感嘆したと言われております。
その社僧が灯りをともそうとした燈籠がその時のままここに残されて
いるものだそうです。
どっしりとした大きな燈籠は頭の部分もまるくなって年代を感じます。
昔は燈籠の灯りが唯一の道しるべとなっていたのですね。

京の都では紅梅・白梅がそろそろ咲きだし行きつ、戻りつしながら
春の訪れを告げております。
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