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京の桜だより
2011 / 04 / 23 ( Sat )
京の桜だより 上品蓮台寺

京の北、紫野十二坊町(千本通りの北大路を下がったところ)に
上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)というお寺があります。

古くは聖徳太子の創建と伝えられ、当初は香隆寺と呼ばれていたそうです。

石柱 宇多天皇御寶塔

正式には蓮華金宝山九品三昧院といい、真言宗の智山派に属します。
御本尊は延命地蔵菩薩。

天徳4年(960年)宇多天皇の勅願により寛空僧正が再建し、寺号を上品蓮台寺
と改めたと言われております。
当時は広大な寺域に伽藍が立ち並ぶ壮大なものであったそうですが応仁の乱により
焼失してしまいました。

文禄年間(1592~96年)に性盛上人によって復興し、この付近の蓮台野
一体に十二の子院を建て、このことにより「十二坊」という名で知られ地名
にもなりました。

門

又この上品蓮台寺には平安時代を代表する仏師「定朝」のお墓があることでも
有名です。
定朝は上品蓮台寺で得度をし、名を「康城」と改め当時十二坊あったといわれる
塔頭の照明院を建立いたしました。
宇治平等院の阿弥陀如来像を完成した4年後(1057年)京都でなくなりました。
遺体は上品蓮台寺に埋葬されたそうです。

上品蓮台寺には絵画を描いた貴重な経典で国宝の「因果経」重要文化財の
文殊菩薩像、六地蔵画像
などでも知られております。

お大師様

お大師様の周りには遅咲きの八重桜が今満開となっております。
お大師様もにっこりされているように見えます。

本堂

本堂には村上天皇より賜ったと伝えられる勅額が掲げられ、その内部に
御本尊の延命地蔵菩薩が祀られているようです。

上品蓮台寺は観光寺ではなく檀家寺であるため一般には公開されておりません。

五輪の塔

空海の母の阿刀氏の塔といわれる五輪の塔もあります。

桜

桜2

桜3

枝垂れ桜は名残の桜模様で、八重桜が大輪の花を咲かせております。

井戸 かとう窓

お庭は綺麗に整備されていて、落ち着いたとてもいい寺風で安らぎを覚えます。


上品蓮台寺へは市バス59番で千本北大路下車すぐです。
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