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来迎院
2011 / 06 / 08 ( Wed )
京の古刹 来迎院と音無の滝

京の北方、八瀬大原から三千院への道すがら、三千院の手前の茶店の前から
山手に入ると、来迎院という天台宗のお寺があります。

来迎院門

この辺りでは三千院への参拝者の方々は多く訪れますが、こちら来迎院へは
あまり訪れる方も少なく、ひっそりとした趣のあるいいお寺です。

来迎院2

ここは魚山と号し、仁寿年間(851~854年)に円仁上人(慈覚大師)が唐で
学んだ声明の練習道場として創建されたものだそうです。
本堂には藤原期の薬師如来、阿弥陀如来、釈迦三尊がお祀りされています。

由緒書

声明とはインドで始まった学問の一つで、唐では梵唄(梵語の仏教歌謡)と
いわれ、日本では仏教を讃える歌謡やお経を読む音律として広がりました。
平安時代末期には融通念仏の開祖といわれる良忍上人が、円仁にはじまる
声明を再興して大成させたと言われております。

木漏れ日

来迎院の前から200mほど山道を登っていくと、新緑が一段と色鮮やかで
木漏れ日が注ぐ山道から滝の音が聞こえてきます。

解説

解説には融通念仏の開祖で、声明を再興された良忍上人が、この滝に向かって
声明の練習をされていると、声明の声と滝の音が融和して、ついには滝の音が
聞こえなくなったことから「音無の滝」と名付けられたとあります。

瀧

先日来からの雨のせいか、流れる水はなかなか迫力があり、ちかずくと
霧状に滝の水が注ぎ、エアーシャワーを浴びているようで、とても
気持ちよく、聖地で心まで洗われるようです。

瀧2

山間の道でちょっと頑張って登った人にだけ味わえるすばらしいところで
一度は訪れてみたいところです。

だが一人ではなく数人で行かれることをお勧めいたします。

梅雨の晴れ間の至福のひとときです。

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