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本願寺伝道院
2011 / 06 / 17 ( Fri )
本願寺 伝道院

本願寺は50年に一度の法要「親鸞上人750回忌」で多くの信者さんが参拝され
賑わいをみせております。

その西本願寺の御影堂門の前から正面通を東に入ると油小路の角に「本願寺伝道院」というレンガ造りの明治時代を彷彿させる建物があります。

正面


由緒書き

説明には明治28年に真宗信徒生命保険株式会社の建物として設立され、
明治45年に伊東忠太の設計により施工されたとあります。

現在ある建物は本館で、当時はこの建物のほかに付属屋、倉庫、物置などが
あったそうです。


玄関


壁面

設計者の伊東忠太という方は慶応3年(1867年)米沢生まれで東京帝国大学の工学博士
で、後に東大の名誉教授となられた方です。

明治41年「建築進化論」を唱え、日本の建築はこれからは、石材や鉄によらねば
ならず、しかも建築様式は欧化でも和洋折衷でもなく、木造を進化させることにより
うみださねばならないと提唱し、日本建築に大きな影響を与えたと書かれています。

京都では平安神宮(共同設計)や豊国廟なども設計された方です。
ほかにも橿原神宮も設計されています。

建築進化論を唱える半面、神社などでは神霊が宿る宮居であるとして古典的
スタンスを崩さなかったともいわれております。

この伝道院はインドのドーム型寺院のような、「インド・サラセン様式」と言われる
とてもデザインの凝った造りをしていて、石柵のにはライオンや羽を持つ象など
珍獣の彫刻がされています。

伊東忠太という方は妖怪好きでもあったとか、玄関の阿吽の置物も蛙のようでも
あり、不思議な動物が置かれています。

内部はケヤキ造りの重厚な造りとなっています。

この建物は京都市の有形文化財に登録されて、現在は1階はアートスペースとして
公開されていて、2階は研修道場になっているようです。

今は中野裕之映画監督の総合プデュースによる工芸展や親鸞聖人のパネル展
映像によるリラクゼーション等が催されています。

狛蛙

本願寺さんの門前町に珍しい建物をみつけました。
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