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精進料理
2011 / 08 / 24 ( Wed )
退蔵院で戴く精進料理

北を一条通、南を丸太町通、西に双ケ丘、東は北区に面するこの辺りの
中心に臨済宗の妙心寺があります。

この地に行宮を造営した花園天皇にちなんでこの辺りの地を花園と称し
ます。

妙心寺の塔頭に退蔵院があります。
退蔵院は狩野元信の作庭と伝えられる枯山水の庭園や、如拙筆による
国宝の紙本墨画淡彩瓢鮎図などでよく知られています。

退蔵院

その退蔵院で特別に精進料理を戴いて参りました。
精進料理を担当されるのは門前にお店を構える阿じろさんです。

日常は質素な賄いのお食事も晴れの日には豪華に戴くのが京の生活
阿じろさんの晴れの日のために精魂こめて作られる精進料理は
芸術品であります。
吹けば飛んでしまいそうな繊細な包丁さばきと絶妙な自然を生かした
お味をゆっくりと楽しみます。


前菜2

前菜はビスタチオのお豆腐にアボカドの(ずいき、ゆば、きゅうり、椎茸、)詰め物
食前酒は梅酒(まったりとした、柔らかいお味の梅酒でした)

三種

三種盛りは
 ほおずきにはとうもろこしのかき揚げ(なんとも香ばしいお味でした)、
 ガラスの器には豆腐と焼ナス
柚子の器には 
 プチトマトのシロップ漬け(とても美味です)、
 松茸、コンニャクとシメジと松の実の三種(もう松茸です。何とも贅沢な)

椀もの

煮物には・・とうがんの湯葉巻き、ずいき、椎茸、なま麩添え
      とうがんが程良いお味付けで湯葉ととてもいい相性でした)
月が表してあります。


三色そうめん

三色そうめん・・白、抹茶、赤紫蘇の三種そうめん(香りが絶妙!)
薬味・・・・・・ゴボウ、みょうが、椎茸、大根、青のり、あさつき,胡麻
薬味はほんとに吹けば飛んでしまいそうに細かく刻まれています。
そうめんの器は蓮の葉に青竹です。

もどき

こちらはモドキ・・・ハモもどきのにぎり(れんこんでできています。)
          かしわのから揚げ(大豆あげでできています。)
          八幡巻き(ゴボウ、湯葉でできています。)
 もどきといえども夫々納得のお味です。まさにそのものの味がします。

揚げ物

揚げ物は、松茸、ズッキーニー、スヌベリヒラ、満願寺、鴨ナス、くるみ
岩塩と天だしで戴きます。

京野菜のゼリーよせ

冷やし煮物には、とうがんの器に・・おくら、人参、南京、ナス、大根
 とうがん、が柚子風味にゼリー寄せされています。
(柚子風味がとてもさっぱりしていて口当たりがいいお味でした)


味噌汁

お味噌汁には揚げ豆腐にじゅんさい、青紫蘇です。
 (最近はじゅんさいを戴く機会が少なくなりました)


おこわおこわ2

はすの葉に包まれたおこわには梅と青紫蘇が添えられています。
香の物には瓜、沢庵、水ナス

フルーツ

フルールは葡萄、メロン、マンゴーなどです。

一度に戴くにはとても贅沢なボリュームもたっぷりで目で味わい、耳で歯触りの
味わいを楽しみ、舌で味わい、まさに五感で味わう精進料理は満足感で一杯に
なります。至福のひとときでした。
18 : 08 : 59 | 京料理 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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