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能の囃子と舞踊
2011 / 09 / 09 ( Fri )
能の囃子と舞踊のコラボレーション

能楽は室町時代に成立した歌舞劇です。

平安時代以降「猿楽」と称され、当初は社寺の神事や法会の
儀式に用いられていました。
鎌倉時代に神事猿楽が演劇的要素を取り入れ猿楽能に発展し、
室町幕府の三代将軍足利義満の庇護を受け京都に進出。

大和猿楽「観世座」の観阿弥、世阿弥親子に代表される能楽師らの手に
よって大成されました。
世阿弥は猿楽能に田楽能の歌舞や曲舞のリズムを取り入れ幽玄な能を
完成させました。

以後武家社会を中心に大和猿楽四座が活躍し発展してまいりました。
また能楽は第1回ユネスコ世界無形遺産に認定されています。

その能の囃子幸流鼓方「曽和尚靖氏」は能楽の囃子を入り口として
一人でも多くの方に能に触れ楽しんでもらおうと
いろいろな催しを企画され精力的に活躍されています。

今回は能の囃子と舞踊のコレボレーションが大江能楽堂で
9月9日、10日と2日間にわたって午後7時から催されています。

玄関

大江能楽堂は今では日本で唯一となった明治の建物です。
明治41年に大江竹雪によって設立されました。
本格的な橋掛かりがあり客席は今も畳敷きの升席(桟敷席)で最後列は御簾席
となっています。

能舞台

能舞台も黒く磨き抜かれた趣き深い舞台です。


桟敷席

今回は舞踊家でもあり振付師でもある「ボヴェ太郎氏」とのコラボレーションによる
「静寂(しじま)の焔」と題して能の演目「葵上」が演じられました。

能の囃子にのって妖しく「見えているのに見えない、聞こえているのに
聞こえない」現代表現ではあるが、能楽、すり足に体重をのせ葵上の身に
迫る六条御息所の怨霊との戦いを表現されていました。

体・四肢の美しさ、指使いの美しさが能とまた違った表現でした。
10日も午後7時から開催されています。

大江能楽堂は押小路通柳馬場東入るです。
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