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正法寺
2011 / 10 / 10 ( Mon )
正法寺 声明「日想観」


京の東山、高台寺を北へ霊山歴史館の山手の急な階段を登りきったところに
正法寺があります。

もとは元慶8年(884年)孝行天皇が創建された天台宗の霊山寺が前身とされ
永徳3年(1383年)国阿によって時宗に改められたお寺です。

応仁の乱で荒廃していたが天正年間に諸堂が整備され、当時は14の塔頭を
数える広大な霊山派の総本山であったと伝えられております。
現在は開山堂を本堂とし、他一部が残されております。

山号は霊山、ご本尊は釈迦如来が祀られております。

正法寺2


正法寺3

その正法寺で今日(10日)午後5時から正法寺夕陽プロジェクト主催で第26回
国民文化祭京都実行委員会の後援を得て、声明「日想観」が催されました。

日想観

日想観は浄土教の経典の一つ『観無料寿経』の中に出てくるとされ
お釈迦様の説法の一つで、西方に沈む太陽の彼方に浄土を観じ、極楽浄土王寺
では、人々が目隠しをして西門から鳥居に進み、うまく潜り抜けられれば
極楽浄土の前兆であるという習慣があると示されたものだそうです。

この日想観が400年振りに昨年再興され今年で2年目にあたるそうです。
そして今年は第26回国民文化祭が京都で開催されるのにもちなみ
国民文化祭実行委員会の後援で開催されることになったと説明がありました。

この地からは、京都市内が一望され、西に陽が傾き始めるこには
西国浄土を感じさせてくれる絶好に地理に恵まれております。


声明1

時宗の日想観には念仏声明が継承されているところから、本堂でお参りの後
散華をしながら、着座をされます。

散華

声明2

正法寺には榎に包まれたという榎に宿る不思議な光の玉が残されている
ところから、この不思議な力で東日本大震災の復興への祈りをこめて
声明が唱和されました。

日没2

太陽が西に傾き始め、山の彼方に姿を鎮めるころには幽玄の世界が醸し出され
ます。

演奏1

正法寺演奏2

陽が沈み、辺りはすっかり帳がおり虫の声だけが聞こえる静寂に包まれた
正法寺の本堂では朝倉彩さんの30弦のお琴を中心に、朝倉綾彩さん作曲
による「幽玄の月」「魂はどこに」「尊き感動」がチェロ、琴、打楽器を
交え演奏されました。
22 : 55 : 14 | 京のお寺・神社 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
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すごいところまでカバーしていますね!驚きました、一昨年の夏に訪ねた事があります、荒れ寺だったので驚いた事を覚えています。
by: 鴨川ランナー * 2011/10/14 21:18 * URL [ 編集] | page top↑
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正法寺の住職さんは真如堂の隣にある「萩の寺 迎称寺」の住職さんが兼ねておられると聞きましたが・・・・・ご存知ですか?
by: 鴨川ランナー * 2011/10/14 21:30 * URL [ 編集] | page top↑
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