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大徳寺 茶会
2011 / 10 / 29 ( Sat )
大徳寺 瑞峯院茶会

京都紫野の大徳寺は臨済宗大徳寺派の総本山。
正和4年(1315年)大鐙国師が赤松則村の帰依をうけ紫野に小庵を建立し
「大徳」と名付けたことにより始まります。

その大徳寺には22の塔頭があります。

千利休の帰依をうけたことにより茶道とのかかわりが深く殆どの塔頭に
茶室がいくつか存在し、俗に「大徳寺の茶面」ともいわれます。
22の塔頭は普段は一般公開されていないところが多いです。

秋の一般公開を機に、又千利休の祥月命日をかねて、今年は特に
国民文化祭で塔頭の各寺院で三千家の茶会が開催されております。

その塔頭の一つ瑞峯院でも茶会が開催され、およばれしてきました。

看板

瑞峯院は室町時代に九州豊前豊後の領主大友宗麟が大徳寺の第91世徹岫宗九禅師
帰依し、開山として創建されました。

扁額

大友宗麟はキリシタン大名として有名でしたが、22歳で得度を受け、
瑞峯院殿瑞峯宗麟居士の法名をもって瑞峯院と名付けられました。

扁額は後奈良天皇の宸翰といわれております。

唐門

桧皮葺の唐門は室町時代の禅宗方丈建築の遺構を止めるとして
重要文化財に指定されております。

芒

今年は気温が高く”芒”がまだ穂をきれいになびかせております。

千両

千両も赤い実をつけてきました。

お庭1

お庭は非常にきれいに整備されていて禅宗の特徴を表しています。


独坐庭1

独坐庭2

独坐庭4

重森三玲作庭の独坐庭

瑞峯をテーマにした枯山水の蓬莱山式庭園は、蓬莱山の山岳から半島
になり、大海に絶え間なく打ち寄せる荒波にもまれながらも雄々と
独坐していることを表す庭だそうです。


安勝軒3

十字架の庭

茶室安勝軒前の庭は閑眠庭と名付けられております。
大友宗麟はキリシタン大名であつたことから、この庭は七個の石組から
縦に四個、横に三個の石を配して十字架に組まれており、万民の霊を弔って
いるそうです。

安勝軒2

安勝軒の茶室は表千家惺斎宗匠の指示で逆勝手の三畳台目の茶室の
のしつらえになっております。

結界

掛け花

結界にも古木が使われ、懸け花はほととぎすと秋明菊が活けられております。

キシリタン灯籠

キリシタン燈籠といわれ、埋め込まれているあしのところにキリシタンの絵が
彫られているそうです。

この瑞峯院の茶室「餘慶庵」で月釜が懸けられました。。
おりしも28日は千利休の祥月命日(28日)にあたります。

秋の趣向
風炉は鉄の破れ、風炉先・・曳船絵、水差し・・信楽釉、
薄器・・薬器、 茶碗・・黒楽、茶杓・・宗旦作 さび介
お菓子・・錦秋

すばらしいお茶席でした。
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