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諏訪流 放鷹術
2012 / 01 / 08 ( Sun )
諏訪流 放鷹術

看板


放鷹術、鷹狩というのは古くは中央アジアからキルギス、ヨーロッパへ、又
朝鮮へと伝わり、朝鮮から日本に伝わったとされるようです。

日本では仁徳天皇のころ大阪で鷹狩をしたのがが始まりとか
その後宮家から武家の人々が鷹狩を好んでおこなうようになりました。

京都では嵯峨天皇が鷹狩を好まれ、嵯峨辺り、渡月橋あたりで鷹狩が
行われていた様子が狩野永徳の屏風絵図にものこされているようです。
公家の鷹司家もまさに鷹狩に縁が深い宮家であったようです。

宮家から武家へ鷹狩が盛んに行われるようになり、徳川家が鷹狩を
取り仕切っていたのが、明治以降宮内省が取り仕切るようになった
そうです。
現在は第17代目の鷹匠室伏氏が頭領となり諏訪流放鷹術を継承されて
いるようです。

その歴史ある放鷹術が1月7日二条城の緑の園で新春特別企画として
おこなわれました。

看板2

鷹匠の衣装は皇室の正式な衣装で帽子(ハンチング)はどんな時でも
被ったままでいいそうです。

衣装は一番上には神取(道行コート)、その下に野半纏(動きやすいように
脇にスリットがあります)、野半纏は角帯で絞めます。
下は鮫小紋の脚絆、地下足袋といういでたちが正式な衣装です。
角帯にはさまれているケースは鷹の餌袋です。


17代目鷹匠

鷹は非常に臆病な猛禽なので、まずはその場の雰囲気に馴らすために園内を
2~3周くらい廻ります。これを「輪廻り」というそうです。


輪回り

本日は12人の鷹匠が揃い、これからショーが始まります。

勢ぞろい

鷹ショー10

もともと鷹はすぐには獲物を捕らえる術をショーとして見せることは出来ないので
訓練をしていきます。

最初は低空飛行です。地面スレスレに素早く飛びます。
鷹匠の叩く「カチカチ」といったカスタネットのような音を聞き分け飛行を
開始いたします。
鷹の餌はウズラのお肉が与えられているようです。

鷹ショー5

鷹ショー4

飛行の後は見事に鷹匠の手に戻ってきます。
手から手に戻す「振替」の術です。この時必ず左手に戻すように決められております。


鷹ショー7

高い所の鳩に見立てた獲物をとる瞬間です。この術を「振鳩」といいます。
一瞬のうちに獲物が仕留められます。

鷹ショー8

鷹ショー9

鷹ショー11

鷹匠3-2

鷹は精悍でその容姿はとても綺麗です。
現在ショーに訓練されている多くの鷹は海外生まれだそうです。
放鷹術は数少ない流派で鷹を大切に守りながらその術を継承されている
素晴らしい文化です。
16 : 07 : 47 | 京の暮らし | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
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見られたホームページは違う会のでは?
二条城で実演された会はこちらですよ
http://falconry.jp/
by: はな * 2012/01/08 18:09 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: タイトルなし--

> 見られたホームページは違う会のでは?
> 二条城で実演された会はこちらですよ
> http://falconry.jp/

はな様ご連絡ありがとうございました。
記事の内容を一部修正し、現在の物は当日ご説明を
お聞きしたものを掲載しております。
ブログに訪れて頂き、御親切にご連絡頂き感謝
いたしております。
今後とも御支援よろしくお願い申し上げます。
by: カンナ * 2012/01/08 22:16 * URL [ 編集] | page top↑
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