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法界寺
2012 / 01 / 15 ( Sun )
ひのやくし 法界寺

ひのやくしと呼ばれている文字色「法界寺」は地下鉄東西線の石田駅の近くに
あります。

真言宗の別格本山で ご本尊は薬師如来

藤原氏の北家にあとある日野家の菩提寺といわれ、弘仁13年(822年)
藤原家宗が慈覚大師円仁より贈られた伝業大師最澄が自ら彫られた
薬師如来の小像をお祀り、後永承6年(1051年)、日野資業が
薬師如来を胎内に納め、薬師堂を建立しお寺としたことにより始まります。

当時は観音堂、五大堂等多くの堂塔が立ち並んでいたようです。
現在は本堂と阿弥陀堂だけになっています。

京の町では日野薬師、乳薬師として信仰を集めております。

門柱

門

本堂2

阿弥陀堂は国宝に指定されております。
五間五面の桧皮葺、宝形造り、屋根には宝珠露盤がおかれております。

宇治の平等院鳳凰堂と時代は相前後して建立されたとあります。

阿弥陀堂には丈六の阿弥陀如来(国宝)がお安置されています。
寄木造、漆箔の阿弥陀様は藤原時代を代表する円満なお顔立ちと
いわれております。

薬師堂

薬師堂は法界寺の本堂にあたります。
当初建立されたものは焼失し、現在のものは明治37年奈良県竜田の伝燈寺本堂
を移築したものです。

内陣の薬師如来は西国薬師第38番霊場の本尊にあたります。
胎内に伝教大師作と伝えられる胎内仏が納められ、退治を宿す婦人の姿として
安産、授乳に御利益があるとして若い女性に信仰を集めております。
乳薬師と呼ばれるいわれでもあります。

この法界寺で毎年1月14日に京都市の登録民族無形文化財にも指定されております
「裸踊り」が行われます。

元旦より14日間本堂の薬師堂において、五穀豊穣、万民快楽、所願成就を
祈願して修正会(しゅうしょうえ)がおこなわれ14日はその結願日にあたります。

夜7時30分より精進潔斎した少年、と水垢離をして清めた青壮年の信徒が
2組に分かれて下帯だけで頂礼、ちょうらいと踊りを阿弥陀堂の前で
奉納いたします。

夜の門

夜の帳がおりたころ三々五々、地元の信者の方々がお参りに訪れます。

粕汁

寒さの中で熱い粕汁が振舞われ、心身を温めてくれます。

修正会

まず本堂で結願法要が行われます。

子供裸踊り

この法要の読経が続く間、阿弥陀堂では檀家、信者の子供達が精進して
小学生30人くらいが手を掲げて打ち鳴らしながら、下帯姿で寒さもなんのその
足を踏み鳴らして「頂礼、ちょうらい」と囃しながら踊ります。

大人裸踊り

大人青年壮年組は先ず井戸の水を被り身体を清めてから激しくぶつかりあい
ながら踊ります。身体からは湯気が立ち上っています。
気迫と力強さが伝わってきます。

この踊りに用いられた下帯は安産のお守りとして妊婦の腹帯として
使われるようです。

薬師堂内

結願法要の最後には参拝者一人一人に、僧侶の方から、般若心経を唱えながら
この一年の健康と所願成就が叶うようお清めの伝授が行われました。
老若男女夫々の願いをいたしました。

お清め

京の町に伝わる伝統行事です。
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