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大光明寺
2012 / 01 / 30 ( Mon )
京の冬の旅シリーズ 大光明寺

臨済宗相国寺派本山 相国寺の塔頭で本坊の西に大光明寺があります。
山号を梵王山と号し、ご本尊は普賢菩薩。
こちらのご本尊である普賢菩薩さまは合掌されている珍しいお姿で
京都十三仏の一つとされています。
また、普賢菩薩さまは「辰」年の守り本尊で丁度今年廻り年「辰」
の人々の信仰を集めております。

大光明寺

大光明寺は暦応2年(1339年)夢窓疎石を開山として後伏見天皇の皇后
広義門院西園寺寧子(さいおんじやすこ)が天皇の崩御された後、その
菩提を弔うため伏見離宮の傍らに一寺を建立したことにより始まります。

門院西園寺寧子は光厳天皇、景仁親王、光明天皇の母として北朝を支え
られた方であります。

門院の孫に当たる伏見宮家の始祖栄仁(よしひと)親王が崩御され寺内に
葬られて以来当寺は伏見宮家の歴代菩提寺となりました。

度重なる京の大火により焼失、文禄3年には豊臣秀吉が再建、
元和元年(1615年)には徳川家康によって相国寺塔頭として再興されました。

現在の建物は、明治36年(1903年)塔頭の心華院、と当時天明の大火で焼失
していた大光明寺と、すでに廃絶していた常徳院の3ケ寺が合併され、
芯華院の寺域伽藍を改めて、大光明寺とされたものです。

又応仁の乱の発端となった火中の足利第9代将軍足利義尚の塔所でも
ありました。

大光明寺門

大光明寺玄関

お庭は枯山水、玄関前は普賢菩薩の道場とされる山の名にちなんだ
「峨眉山の庭」

大光明寺峨眉山の庭

本堂前のお庭は「心字の庭」、苔のある石組が心の文字をかたどっています。

大光明寺心字の庭

今回は辰年にちなんで「龍・虎」図の屏風や、伊藤若冲の「芭蕉小禽図」
雲錦蒔絵硯箱、黄瀬戸葵紋筒茶碗、室町第9代足利義尚将軍の「和漢朗詠」
等が公開されています。
 
17 : 34 : 02 | 京のお寺・神社 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
--おはようございます--

いつも詳しい解説感心しています、この寺院は相国寺の中で一番好きな塔頭です、さりげない姿の枯山水の庭園が気に入っています。
by: 鴨川ランナー * 2012/01/31 09:36 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: おはようございます--

> いつも詳しい解説感心しています、この寺院は相国寺の中で一番好きな塔頭です、さりげない姿の枯山水の庭園が気に入っています。

大光明寺の普賢菩薩様はとても優しいお顔立ちでいいですネ!京都はやっぱり素晴らしいところが
沢山あってまだまだ知らないところがあり、興味深いです。
by: カンナ * 2012/01/31 22:53 * URL [ 編集] | page top↑
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