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蘆山寺
2012 / 02 / 03 ( Fri )
京の節分 蘆山寺

2月3日は節分、京の都ではあちこちの神社や寺院で追難の儀式が行われています。

鬼踊り2


ここ蘆山寺は寺町の丸太町を北へ、京都御所の東にあります。
日本天台講寺、圓淨宗という難しい宗派で、天台宗の中興の祖といわれる
良源(元三大師)により938年に北山に創建された与願金剛院を法然の弟子
で覚喩が船岡山の南に再興したのが始まりといわれております。

豊臣秀吉により現在地に移されました。
もとこの地は紫式部の邸宅跡であったともいわれております。

紫式部邸

この蘆山寺の元三大師堂で毎年2月3日には「追儺式鬼法楽」通称「鬼おどり」
が行われます。

「追儺式鬼法楽」は開祖元三大師良源が村上天皇の御代に300日の護摩供の
法要を行っている時に三鬼の鬼が現れこの法要を邪魔しようといたしました。
そこで元三大師は出現した悪鬼を護摩の法力と大師が持っている法器に
より降伏させたという故事によるものだそうです。

赤・青・黒の三鬼は人間の善根を毒する三種の煩悩(貪欲・瞋恚・愚痴)を
表現しているもので、この三毒を新しい年の運勢の変わり目といわれる節分
の日に追い払い、新しい福寿・増長を祈念し、一切の悪疫・災難をはらい
開運をはかるという行事であります。

玄三堂

この元三大師堂には秘仏の小さなお地蔵さまがお祀りされているようです。
また蘆山寺は洛陽三十三か所観音霊場第32番札所でも知られております。

元三大師

欄間には日吉大社の守り神、猿の彫り物が見られます。

欄間の猿

「追儺式鬼法楽」の行われる前には大師堂で「鬼の御加持」が行われました。
身体の苦を鬼の法力で追い払っていただきます。
松明をかざし、法刀で患部をさすって苦を追い払います。
ご利益が大きいのか長蛇の列ができていました。

鬼の御加持

ふれ太鼓が打たれこれから法会が始まります。

ふれ太鼓

護摩壇のまわりに修法僧の方々が着座され法会が始まります。

法会

大師堂の舞台では三鬼の鬼が中の様子を窺いながら、鬼踊りを
初め、次第に辺りの様子をみながら堂内へと進んで参ります。
堂内の入り口には追難師・蓬莱師が両脇に控えています。

鬼踊り

赤鬼

青鬼

黒鬼

堂内に入って護摩壇の廻りから堂内の法会の邪魔をいたします。

鬼の法会

鬼の法会2

鬼の法会3

鬼の法会4

護摩壇では導師が法器をかざしてしきりに読経が続けられております。

追難師は起請文を読み上げ、四方に向かって矢を放ちます。

起請文
放矢

鬼は降参して、よろよろと堂内から退散いたします。

鬼の退散

鬼の退散2

鬼の退散3

鬼が退散した後、蓬莱師はじめ追難式に参列されていた供僧の方始め
関係者の方々による豆まき、福餅まきが行われ悪霊を払い新たな福寿を頂きます。

豆まき

今年も一年無事にすごせますように、祈願いたしました。
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