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長楽寺
2012 / 02 / 10 ( Fri )
京の冬の旅 長楽寺

京の冬の旅で非公開文化財の特別公開がされている中の長楽寺

長楽寺は、丁度丸山公園を出たすぐの道を東山に向かって上がった突きあたり
にあります。

延暦24年(805年)に桓武天皇の勅命を受けて伝教大師(最澄)を
開基として、伝教大師が自作の観世音菩薩を本尊として創建され
ました。

長楽寺は歴代天皇の帰依も深く、秘仏を安置するお厨子は徳川秀忠の娘
である、東福門院寄進によるもので、龍神守護のご本尊にちなんで龍の絵と彫刻が
多く見られるものだそうです。ご本尊の観音様は秘仏として歴代天皇の即位の
時にのみ開帳されるそうです。

京の冬の旅


創建当初(平安時代)は天台宗の別院とされていましたが、室町時代
に国阿上人に譲られ、時宗(宗祖一遍上人)となりました。

明治39年には時宗の総本山の名刹七条道場「金光寺」が合併され今日に
至ります。

もともと広大な寺領を持ち桜や紅葉の名所として江戸時代後期の
歴史家「頼山陽」や文人墨客が多く訪れた所でもありましたが、
大谷廟建設に際して幕府の命により境内地領が裂かれ、明治初年
境内の大半が円山公園に編入されたようです。

駒札

長樂寺門

又長楽寺は文治元年(1185年)安徳天皇の生母建礼門院が壇ノ浦で平家が
破れ、安徳天皇と一緒に入水し、後に建礼門院のみ源氏によって助けられ
長楽寺の印誓上人について剃髪した所としても知られております。

剃髪してより安徳天皇が最後まで召されていた型見の直衣を自ら幡に縫われ
ひたすら安徳天皇の菩提を弔われたといわれる幡の展示がなされております。

又建礼門院の御姿を掛け軸にしたものも展示されております。

書院玄関

お庭は相阿弥作といわれる池泉観賞型のお庭で秋の紅葉は格別に
きれいなお庭です。

お庭

本堂は愛宕郡西賀茂村(現在の北区西賀茂)の正伝寺の仏殿を
明治23年(1890年)に移築したものだそうです。
様式は本格的な禅宗様式の仏殿の遺構であるといわれております。

本堂

境内には建礼門院の遺髪塔が建てられております。

建礼門院の供養塔

境内には「平安の滝」が流れております。
法然上人の弟子隆寛律師や建礼門院などが修行された滝といわれております。

石組の中には弁天様や八体の仏様が刻まれております。
これは「八功徳水」と呼ばれ、奥の院の山の地下水が流れ落ち、八つの功徳
があると言われており、京の名水でも知られております。

滝

滝2

山手に上がっていくと徳川慶喜公ゆかりの尊穣苑と書かれていて、
こちらを登ると京都市内が一望に見渡せる高台へ、もう一方の橋を渡ると墓地へ
と続きます。

墓地へ

墓地には江戸時代の有名な歴史家「頼山陽」のお墓が祀られております。
頼山陽は京都は「山紫水明」の地と表現した歴史家でもあります。

頼山陽の墓
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