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旧日本銀行 京都支店
2012 / 03 / 11 ( Sun )
旧日本銀行 京都支店

現在の京都文化博物館となっている別館は明治36年(1903年)に着工
され明治39年(1906年)に竣工した旧日本銀行京都支店の建物です。

旧日本銀行は明治27年(1894年)に京都出張所として京滋地方の金融界の
指導・監督の為に東洞院御池上るに開設されました。

その後業務が拡張され明治39年に三条通高倉に新築移転されました。
明治44年(1911年)には出張所から京都支店へと格上げされました。

設計は当時建築界でその名を知らない人はいない位名声を博していた
辰野金吾とその弟子の長野宇平冶によるものです。
レンガ造りの二階建て、一部で地下一階、スレート・銅板葺
左右対象にして中央は白い花崗岩で装飾されています。

明治のこの頃の建物はレンガ造りで今残されているものはデザイン的
にも素晴らしいものがあります。
京都府庁であったり、中京郵便局、旧第一銀行、等々

旧日本銀行玄関

内部は吹き抜けの天井が高く、ゆったりした空間があり、壁面の飾りや
窓のとりかたは当時のモダンな造りがなされています。

その吹き抜けを囲むように二階には上等室、大広間が設けられていました。
本館の背後には別棟にして金庫棟が置かれて渡り廊下で繋がっている
ようです。

旧日本銀行3

カウンターの仕切りは分銅によって上下し、開け閉めされていたそうです。
高さもあり、中の様子もあまり見えず今とはずいぶん雰囲気がちがっています。
デザインは凝ったつくりがなされております。

旧日本銀行5

昭和40年(1965年)に日本銀行は河原町二条に移転し、京都文化博物館に
生まれ変わりましたが、建物は創建当初の姿に修理・復元され、現在は
一般公開されています。

旧日本銀行2

内部は貸し展示場にもなっていて、その雰囲気を生かしたアートフラワーや
作品展などが行われております。

この建物は昭和44年(1969年)に国の重要文化財に指定されております。
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