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東福寺 方丈
2012 / 03 / 18 ( Sun )
東福寺 方丈

東福寺方丈は明治14年の火災により仏殿、法堂、庫裏とともに焼失
いたしました。
現在の建物は明治23年(1890年)に再建されたものです。
方丈は禅宗寺院では僧侶の住居とされている所で、近年は
相見といわれる応接室としての役割が強くなっております。

広大な方丈には東西南北に重森三令作庭の四庭が配されていて。
「八相の庭」と名付けられて
おります。


方丈


「八相の庭」と命名されたのは、お釈迦様の生涯の八つの重要な出来事
に因んでつけられそうです。

その八つの重要な出来事は「蓬莱」「方丈」「えい洲」「壺梁」「八海」「
「五山」「井田市松」「北斗七星」の八つを「八相成道」というのだそうです。

古来中国では蓬莱仙人思想とよばれ、東の大海の彼方に仙人が住み、
「蓬莱」「方丈」「えい洲」「壺梁」と呼ばれる四仙島があり、島には
仙薬財宝があると信じられていたそうです。


南庭は広さが20坪はあるといわれ、この四仙島が表現されています。
渦巻く砂紋で「八海」を、西方には五山を表す「築山」がおかれています。

正面の唐門は昭憲皇太后の寄進によるものだ明治の唐門遺構の代表とも
いわれています。

方丈南庭2

方丈南庭

東庭は雲文様地割に円柱の石で北斗七星が描かれていて、「北斗の庭」と
いわれております。
後方には天の川を表した生垣が配され、小宇宙を表しております。

方丈東庭

北庭は
敷石とウマスギゴケが市松模様に配されております。
その奥にはさつきが植えられて、五月にはとても綺麗な姿を見る
ことができます。

方丈北庭

西庭は
井の字に等分された中国古代の田制「井田」に因み「井田市松」と
呼ばれております。

方丈西庭

方丈の庭はこれから新緑のころが、五月の花が咲き、はんなりと素晴らし
光景となります。

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