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蛇塚古墳
2012 / 03 / 20 ( Tue )
蛇塚古墳

京福電鉄の帷子ノ辻駅から徒歩で7分位、昔はこの辺りは撮影所があり、
時代劇の役者さんがいつでもみられた通りで、その住宅地の中を進んで
まいりますと、大きな巨岩の石組がみえてきます。

石室2

この石組は古墳時代後期(7世紀ごろ)築造された京都府下最大の横穴式石室
蛇塚古墳といわれております。

かっては全長75mの前方後円墳であったようですが、宅地化により墳丘は
消失して、後円部中央の石室だけが残されております。

それでも周囲の輪郭をたどると前方後円墳の形をしております。

石柱

棺を安置する玄室の幅は奈良県の石舞台古墳よりも大きく、また床面積では
三重県の高倉山、岡山県のこうもり塚、石舞台古墳に次ぐ全国4番目の規模
を誇っているといわれております。

この太秦をはじめ嵯峨野一体は渡来系の秦氏一族により開発されたものと
考えられており、京都盆地でも有数の古墳分布地となっております。

この蛇塚古墳はその規模や墳丘の形態から、首長クラスの墓と考えられて
おります。

この石室内には家形石棺があったともいわれております。

石室

石室は頑丈な鉄柱で補強されていて、中は空洞になっております。
どうしてこのような巨岩を積み重ねられたのかと思われる位、大小入が
入り混じった今にもおちてきてもおかしくないような積み方がなされて
おります。

石室3


石室4


石室5

この蛇塚古墳は昭和52年5月4日に国指定の史跡となっております。
名勝の由来は石室内に蛇が棲息していたから名付けられたそうです。

住宅街にこのような古墳がみられるのは珍しいことです。
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