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広隆寺
2012 / 03 / 23 ( Fri )
広隆寺

京の右京区太秦に広隆寺があります。
真言宗の御室派大本山で、蜂岡山と号します。
推古天皇11年(603年)に建立された山城最古の寺院といわれております。
古くは蜂岡寺、秦公寺、太秦寺とも、又太秦の太子堂とも呼ばれ信仰を
集めておりました。

日本書紀によれば、秦河勝が聖徳太子から仏像を賜り、それを本尊として
建立したと記されており、そのご本尊が現存する弥勒菩薩で国宝第1号
指定されたといわれるものです。

この国宝第1号の弥勒菩薩半跏思惟像は「一切衆生をいかにして救おうかと
考えている」お姿を表しているといわれております。

もう一体の国宝の弥勒菩薩は新羅より請来したものと伝えられ
その表情から「泣き弥勒」とも呼ばれております。

広隆寺石柱

広隆寺

広隆寺 弥勒菩薩

広隆寺は弘仁9年(818年)に火災に遭い焼失いたしましたが、秦氏出身で
弘法大師の弟子でもあった道昌僧都によって再興されました。
その後もたびたび火災に遭いましたが、多くの仏像は守られ再興されて
きました。

永万元年(1165年)講堂、鐘楼、経堂などが再建され講堂は重要文化財
に指定されています。
慶長3年(1251年)に再興された桂宮院本堂は国宝に指定されています。

講堂には中央には極楽浄土で説法をされている印を結ぶといわれるちょっと
変わった印を結んでおられる阿弥陀如来坐像(国宝)が、その左右には
地蔵菩薩坐像と虚空蔵菩薩坐像がお祀りされています。

地蔵堂

広隆寺講堂

上宮王院太子殿(本堂)は享保15年(1730年)に再建されたもので入母家造り、
ご本尊には聖徳太子像がお祀りされています。
毎年11月22日には聖徳太子御火焚祭には特別開扉されることになっています。

広隆寺本堂

広隆寺 本堂2

霊宝殿には国宝の弥勒菩薩半跏思惟像はじめ、天平・弘仁・貞観・藤原・鎌倉と
各時代の仏像がお祀りされています。
それらの仏像は大変時代の経過が長いもので、しかも大作が多くとても
貴重な仏像ばかりです。


広隆寺 庭


広隆寺 庭2
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