FC2ブログ
ワグネル記念碑
2012 / 04 / 09 ( Mon )
ワグネル記念碑

京都岡崎の京都府立図書館の北側にドイツ人の理科学者ワグネルの記念碑
建てられております。

ワグネルという人は生前は天保2年~明治25年(1831~1892年)で、明治元年に
来日し、特に有田焼の改良に力をつくし、後大学南校(東京大学の前身)
の教師に転じました。

記念碑1

明治11年京都府の招きにより、舎密局(せいみきょく)に着任され、同局内に
新設された化学校で理科学の教授として活躍するとともに、陶磁器や七宝、
釉薬、ガラス、石鹸の製造の指導にあたりました。

ワグネル教授の指導によって透明な様式七宝釉薬や陶磁器の石炭窯が作られる
など、京都産業の近代化に大きな功績がありました。

明治14年舎密局の廃止にともない再び東京に戻り、東京帝国大学などで
製造化学を教える傍ら、各種工業学校の指導にあたりました。

京都での活躍は3年間ではありましたが、陶芸家の永楽善五郎氏や島津源蔵氏らも
ワグネル教授の教えを受けるなどその人脈は広いものでした。

明治25年東京で亡くなり、青山に葬られたそうです。

記念碑2

明治の初年は京都は天皇が東京に行かれ(東京遷都)非常に衰退してきたのを
何とか挽回するべく、当時の第2代知事の槇村正直氏や第3代知事の北垣国道氏
が国家百年の事業といわれる琵琶湖疏水などに大きな力を発揮され、海外からも
どんどん新しい技術を採り入れ今日の礎を築かれました。

その礎のもと京都は伝統工芸と新しい技術の開発が共存する素晴らしいところです。
21 : 53 : 05 | 京の暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<昔なつかしい菓子 | ホーム | 京都府庁の桜>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://kyonoazemichi.blog60.fc2.com/tb.php/448-ba4981db
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |