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大原野神社
2012 / 04 / 23 ( Mon )
大原野の古刹巡り 大原野神社

官幣中社 大原野神社は西京区大原野南春日町にあります。
この辺り南春日町は山城地方で最も古くから開かれた所で
大原野の古刹が点在していて、まだ長閑ないい町です。

大原野神社は延暦3年(784年)長岡京遷都の際藤原氏の氏神として
奈良の春日大社(神社)の分霊を勧請したのが始まりとされています。
ご祭神は建御賀豆智命、第2殿には伊波比主命、第3殿には天子八根命
第4殿には比大神がお祀りされています。

その後60年を経た嘉祥3年(850年)に左大臣藤原冬嗣のむすめ順子を
母とした文徳天皇は、祖父冬嗣の願望を思い出してこの地に壮麗な
社殿を造霊されました。
明治4年(1871年)官幣中社に列せられ賑やかであったが、第二次大戦
後国家からは援助が打ち切られ現在に至ります。

文徳天皇の時代寿年元年(851年)始めて勅祭が行われ、春秋2回礼典が
行われました。
藤原氏の一族で女が生まれると中宮や皇后になれるようにこの大原野神社
に参拝し、幸いに祈願通りの地位につくと行列を整えて参拝をされた
ようです。

徳川時代末期頃は戦乱が相次いで起こり、社殿も次第に失われていきました。

石柱

一の鳥居

石柱2

春日大社の分霊が祀られていることもあり春日燈籠が参道に置かれて
います。

春日灯籠

一の鳥居から社殿までは広く参道は桜が過ぎて雨上がりの新緑がとても
綺麗です。

参道

左大臣藤原冬嗣を祖父とした文徳天皇は壮麗な社殿とともに
鯉沢の池も作ったと伝えられ、名泉清和井と水系を一つにし
つつじ・杜若・睡蓮が四季折々の花を咲かせ親しまれています。

鯉沢の池2

清和天皇産湯の清水と伝えられ、古歌の歌枕にも詠まれた
「瀬和井」の名水とされる井戸があります。

 ”大原や小塩のやまの ほととぎす われに神代の ことかたらなん”
                          左大臣

瀬和井

瀬和井2

やはり鹿が巻物を咥えお出迎えをしてくれます。

手水鉢

社殿への朱の鳥居は色も鮮やかにしてここからさらに神聖なる地への
一歩となります。

三の鳥居

大原野神社は阿吽の狛鹿のお出迎えです。

狛鹿

狛鹿2

本殿は春日大社と同規模、同形式の四棟一間社春日造り
並立する形式です。
本殿前の中門・東西廊とともに春日社系形態をよく伝えるものとして
価値が高いとされています。

本殿

春日造り

春日造り2

桜の後は夾竹桃が咲き始めています。

夾竹桃

樹齢約450年といわれる樅の木がそびえています。
樅に木は日本特産で主に本州、四国。九州の山地に生え、6月ころには
ピンクの小さな華麗な墓を咲かせるが人目にふれることな稀であると
いわれております。

樅の木 樅の木2

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