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願徳寺
2012 / 04 / 24 ( Tue )
大原野の古刹巡り 願徳寺

京都で一番小さい拝観寺院といわれる願徳寺は大原野の南春日町に
あります。
勝持寺からすぐのところに位置し、西山が見渡せるところです。

願徳寺は洛西観音霊場第三十三番札所で、縁起は

約千三百年前の白鳳八年(697年)に持統天皇(天武天皇の皇后)
の願いによって向日市寺戸に創建されました。
徳のある願いによって建てられた寺院ゆえに「願徳寺」といわれて
おります。

山号は「仏華林山 正式には 宝菩提院 願徳寺といいます。
もともとは南北八百m東西千三百mに伽藍があったお寺で大寺院といわれ
当時のご本尊は薬師如来(現在は太秦の広隆寺に安置)でした。
平成15年2月寺院跡地より湯屋の跡が発見されたそうです。
現存する東大寺の湯屋よりも古く、九世紀以前のものだそうです。

平安時代から鎌倉時代にかけては天台密教の秘法を行い、
穴太流や西山派を生み出した大寺院であったようです。
応仁の乱や信長の兵火によって、焼失したが江戸時代に家康
の加護を受けたものの平安時代の面影は今はありません。

山吹

立て札から山吹が丁度満開の参道を上っていきます。

 ”七重八重に 咲けど山吹の 蓑ひとつだに なきぞ悲しき”

と詠まれた山吹はバラ科で4月~5月に開花いたします。
八重山吹が丁度満開の光景です。

山吹2

昭和に入り諸堂が荒廃し、昭和37年に向日市より勝持寺に移動安置
され、ご本尊の如意輪観音及び諸仏は平成8年に勝持寺より願徳寺に
帰座されたそうです。

門

境内に石棺がおかれていてこちらのものは播磨の凝灰石で、くり抜いて
作られたものだそうです。

石棺

本堂には国宝の如意輪観世音菩薩半伽像で平安時代の作といわれて
おります。
ご本尊の座り方は半伽踏み下げの像と呼び、又は遊戯座とも
呼ばれます。

本堂
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