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京都ハリストス正教会
2012 / 05 / 30 ( Wed )
京都ハリストス正教会

京の中心街 柳馬場通二条上るに 京都ハリストス正教会というのが
あります。

この建物は、京都府庁旧本館を設計された「松室重光」氏によって設計
されたもので、明治34年(1901年)に完成したものです。

この建物が出来た後、明治37年に京都府庁旧本館が出来ております。

松室重光氏は明治30年に東京帝国大学で西洋建築学科をまなび卒業後、明治
31年に京都府の技師として採用された方です。
岡崎の武徳殿(明治32年)なども設計されておられます。

チャペル

この京都ハリストス正教会 生神女福音聖堂はギリシャ正教会の京都聖堂と
して建てられました。

建物は明治34年に完成いたしましたが、ロシア正教会から寄付された聖障、
教鐘、大鐙明等の到着が明治36年になってしまったので正式な聖堂成聖式
は明治36年に行われたようです。

もともとは押小路高倉に講議所として設立されましたが、明治30年に
京都能楽堂跡地とされていた現在地に建築されたものです。

駒札

この聖堂は日本ハリストス正教会の中でも本格的なものとして現存最古
の遺構といわれ、これ以後建築された木造聖堂の模範とされていたようです。

又松室重光氏の日本における数少ない現存作品の一つとして昭和61年に
京都市の指定有形文化財となっております。

教会2


木造、平屋建でロシア・ビザンチン様式教会堂といわれるこの建物は
正面から玄関、啓蒙所、聖所、至聖所が一列に並び、最も広い聖所を中心
とする十字形の平面構想となっていて、聖所と至聖所を仕切っている聖障は
柱と梁で区画されて油彩聖人像のパネル30枚が嵌め込まれ見ごたえがあると
いわれております。

kyotoin2.jpg

京の中心街にこのような教会があることは市内に住む住人もあまり知られていない
ようですが、貴重な建物として後世に引き継がれていくといいですね。

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