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薪能
2012 / 06 / 02 ( Sat )
京の風物詩 「薪能

6月水無月といえば、京の風物詩「薪能」が京都市と京都能楽会
の主催で今年も平安神宮で開催されました。

京都能楽会に加わる能や狂言の各流派が集い、演能を競う催しで
昭和25年に始まって今年で63回目を迎えます。

興福寺御能にならい全国に先駆けて復興され薪能ブームの端著となり
京の都では初夏の風物詩となっております。

63回目の今年のテーマは源平盛衰です。
5月31日には「吉野静」「清経」「口真似」「鞍馬天狗」が
6月1日は「安宅」」二人静」「柑子」「碇潜」が上演されました。


応天門

平安神宮は明治28年(1895年)に平安奠都1100年記念祭に
京都の始祖桓武天皇をお祀りして京都の総鎮守社として創建された
ものです。


看板

社殿は平安京の朝堂院(大内裏の正庁)を模して8分の5の大きさに縮小
し、二層の神門は応天門、拝殿は大極殿を模して建立されました。

紀元二千六百年に当たる昭和15年(1940年)に孝明天皇を合祀して
社殿や回廊が増築され現在の姿が整えられました。

東龍

白虎

2日目の第1演目「安宅」では金剛流の宗家がシテ「弁慶」を演じられました。
義経と弁慶の一行が山伏に扮して安宅の関所を突破するという勧進帳の演目で
恰幅のある宗家はさすがに豪快な弁慶を気品をもたせ、時には軽やかに
時には重々しく、素晴らしい安宅を堪能させて戴きました。

第1演目が終わった頃には夜の帳がおり、辺りはそろそろ暗くなり始め
火入れ式が行われました。

火入れ式

灯り2

篝火が焚かれると幽玄の世界は一層雰囲気が盛り上がります。

源平盛衰の2番目の演目は「二人静」静御前の霊の乱舞

狂言は「柑子」、柑子を食べてしまった太郎冠者の言い訳に、
島流しにあった俊寛や清盛のお話を滑稽に繰り広げると云うもの。

最後は「碇潜(いかりかずき)」
壇ノ浦に現れた平家の亡霊、平家一門の最後をみせるもの、平知盛
の亡霊は平家の滅亡を栄枯盛衰の儚さを表しているものでした。

灯り

この薪能ならではの、京都の能楽に携わっておられる各流派総出の
豪華な能を楽しむことができる催しです。

演目が終わった頃には丁度応天門の上には月が輝いていました。

月
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