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竹の寺 地蔵院
2012 / 06 / 20 ( Wed )
竹の寺 地蔵院

京の西京区阪急上桂駅から徒歩13分位のところに地蔵院
あります。

山号を衣笠山と号し、臨済禅宗に属し、通称「谷の地蔵」又は
「竹の地蔵」
とも呼ばれている古刹のお寺です。
ご本尊は伝教大師の作といわれる延命安産地蔵菩薩がお祀り
されています。

この地はもと歌人の衣笠内大臣藤原家良公が山荘を営まれた所と
伝えられております。
家良公の没後、貞治6年(1367年)に管領細川頼之公が夢想国師の
高弟で、宗鏡禅師に深く帰依して当寺を建立されました。
宗鏡禅師は恩師夢想国師を開山に請じて自らは第2世となりました。

以後当寺は細川家の庇護を受けて次々と伽藍を建立、境内塔頭3院、
末寺23寺を数えるまでになりましたが、応仁の乱によって焼失して
しまいました。

江戸時代、貞亨3年(1686年)第14世古霊和尚によって再建されました。

駒札

現在の境内は東に総門が開き、その奥に本堂、中門を通って方丈、
庫裏、庭園が広がっております。

参道から総門までは今の時期は青紅葉が広がって新緑がとても
綺麗です。
何より静かな参道では鶯がこれぞとばかりに美声の限りをつくして
鳴いています。

参道

この地蔵院は一休禅師の修養の寺とも伝えられております。

一休禅師は後小松天皇の皇子として、応永元年(1394年)に当院の
近くの民家で誕生されました。

幼少のころから当院で修養され、6歳の時に安国寺に移って本格的な
修行を積まれ、大徳寺にも住され、晩年は京田辺の妙勝寺を復興して
酬恩庵とされ88歳で示寂されました。

山門

総門から真正面に本堂(地蔵堂)があります。
昭和10年に再興されたもので、置かれている位置は昔のままで
あると書かれています。

本堂

中央には伝教大師作の延命安産地蔵菩薩、右脇に夢想国師、
宗鏡禅師左脇に細川頼之公の木造が安置されています。

ご本尊(地蔵菩薩)

本堂の左手は墓所になっていて、細川頼之公のお墓と宗鏡禅師の
お墓があります。

墓所

お墓は大樹の根元に自然石が置かれているというものでこの
墓石は細川石と呼ばれ、通常のお墓のスタイルとは違い大変
珍しいお墓であるといわれております。

お墓には綺麗なお花が供えられていて
折しも今日は元首相の細川護熙氏がお墓参り兼撮影に見えたそうです。

細川頼之墓

大きな自然石の裏に「細川武蔵守頼之」と刻まれたお墓が見えます。

細川墓
 
細川家のお墓の隣に宗鏡禅師のお墓(自然石)が置かれています。

開山墓

本堂の右手に方丈へ繋がる門があり、門から方丈、庫裏、十六羅漢の
庭園があります。

こちらの十六羅漢は男山の八幡宮に願をかけているのでその方向
に少し傾いているといわれております。お庭は平庭の枯山水で苔が
とても綺麗です。

ここからは残念ながら撮影禁止となっております。

書院門

方丈は京都市の重要文化財に、庭園は京都市登録名勝となっています。

秋は今の青紅葉が一斉に紅葉し、賑わいをみせます。

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