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燐好院
2012 / 06 / 27 ( Wed )
坐禅体験 燐好院

京都の上高野、叡山電鉄三宅八幡の近くに燐好院という尼寺があります。
臨済宗建仁寺派に属し、、ご本尊は阿弥陀如来をお祀りされています。

禅

燐好院は慶長元年(1596年)上高野燐好町に月渓正円比丘尼が創庵され
三江紹益禅師によって開山されたと伝えられ上高野最古の庵寺だとも
いわれております。

石柱

庵寺らしい優しい感じのするお寺はそのご住職さまの面影が浮かぶ
ように感じられます。
季節にふさわしい紫陽花がお出迎えをしてくれています。

玄関

立派な燈籠がみえ、お庭も青紅葉、沙羅、どうだん躑躅、等今は新緑
が苔とともに色鮮やかに輝いております。


灯籠


お庭


夏椿

内玄関には香が焚かれ、達磨さまのお出迎えです。

燐好院のご本尊の阿弥陀さまは織田信長が比叡山焼き討ちをした時に
残された阿弥陀さまを尼さんが担いで比叡山をおり、ここにお祀り
されたもので、非常に力の強い仏様であるとご説明を受けました。

平安時代後期の作で木造の寄木造、その後修理が施され、今のお姿
ができました。
今は金箔のお姿に後背、台座も綺麗にされ輝きを増しています。

内玄関

こちらの燐好院では坐禅の体験をさせて頂くことができます。

先ず靴下を脱いで、飾りもの、時計をはずし身を整えます。
合掌をして一礼をした後、座布団に座り、足は結跏趺坐、又は半跏趺坐の
組み方(足を組んだ膝の上に乗せる)のいずれか出来る座り方。

手は白隠流(右手の親指と人差し指を輪にし、その中に左手の親指を通し
手のひらを組む方法)

目は1m先を半眼、 呼吸は腹式呼吸

坐禅は①呼吸を整える。 ②姿勢を整える。 ③心を整える

肩こりのある人、悩みのある人は警策を受けます。

初めての体験でしたので1回の坐禅は20分位、これを2回行いました。
通常は線香が燃焼する間約45分を1回とするそうです。

坐禅の後、お粥を戴きました。

一人づつ5個の大小の鉄鉢が組まれた器が布巾にセットされています。

先ず布巾を開いて、中に中敷きの布巾を膝の上に、
次に箸を口をつける箇所を外に出して置き、箸袋を膝に、
器をふき取る布巾を膝に
器を下から順に3個台座に並べます。

作法

一番大きな器にお粥が入れられます。この時手をすりすりしている間は
お粥が入れ続けられるので、すりすりを切って留めます。

次に沢庵2切れと梅干が配られます。

粥2  沢庵

ではいただきます。 沢庵は一切れだけ戴き、残りの一切れは最後に
お茶を入れて器を洗うために残しておきます。

粥

お粥が食べ終わったら、お茶がお粥の入っていた器に配られます。
残りの沢庵で粥の器をきれいに洗い、沢庵の入っていた器にお茶を
流します。 最後に梅干の入っていた器に流し、3個の器をきれいに
して、お茶を沢庵と共に戴きます。

お茶

お茶が済んだら、布巾で使った器を綺麗にふき取ります。
そして器を元通りに組み、布巾に包んで元通りのセットの状態にして
棚に戻します。

お水を使って洗い流さなくてもいいように工夫された食事の作法です。
食事の時は音を出さない。

究極のエコです。

とてもいい体験でした。
呼吸法は精神統一ができ、気持ちが落ち着き、内臓の働きが整えられる
といわれるもので、時間をみつけて毎日1回行うといいそうです。
21 : 57 : 56 | 京のお寺・神社 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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