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京の風物詩 大根炊き
2008 / 12 / 07 ( Sun )
師走の風物詩「大根焚き」

京の都では師走になると一年の締めくくりでいろいろな行事が繰り広げられます。

その中でも一年の厄払いの「大根焚き」は木枯らしの吹き出した寒い日に冷えた体を
大釜一杯に焚き上げられた熱々の大根が温めてくれるのは至福の心地がいたします。

大根焚きといえば12月7日~8日に行われる「千本釈迦堂(大報恩寺)」が最も有名で
毎年5000~6000人もの人々がお参りされると聞きます。

その他にも、
比叡山延暦寺では11月15日~24日に「至福の大根炊き」が
右京区の別格本山覚勝院では11月22日~23日に「聖天様の大根供養」が
右京区鳴滝の三寶寺では12月6日~7日
右京区鳴滝の了徳寺では12月9日~10日
と夫々行われています。


三宝寺玄関 三宝寺1    

今回は三寶寺の大根焚きをご紹介いたします。

日蓮宗の三寶寺は正式には「金映山妙護院三寶寺」といい、この号は後水尾天皇より
賜ったとか、寛永5年(1628年)に中正院日護上人を開山に迎え建立されたそうです。
お経は「南無妙法蓮華経」と唱えます。

 三宝寺本堂   三宝寺6

本堂は昭和4年「昭和天皇」御即位式の建造物を一棟下賜せられ、これを移築して本堂
とし、堂内には日蓮宗宗宝の日蓮聖人、日朗上人、日像上人の御真骨を奉安し、
釈迦如来、多宝如来、子育て鬼子母神をお祀りされています。

境内には「お車返しの桜」が有名で京都府の府民の木と認定されているようです。


三宝寺2 三宝寺3

この日は先ず本堂でお会式のお参りをし、一年の罪と穢れをお払いして頂き
一年に一度この日にご開帳される日蓮宗宗宝にお参りをしてから、大根焚きを戴きます。

日蓮聖人は供養された大根焚きを「大根は大仏堂の大釘の如し、あじわいは『とうり天』
の甘露の如し」
といわれたとか、
長大根に嵯峨豆腐で有名な油揚げがやわらかく焚かれ、熱々を供されます。

また三寶寺の「ゆずご飯」が冷えた体を温める良薬として香りも豊かに味わい深く戴くことができます。


三宝寺妙見  三宝寺千体佛

三宝寺縁結び  三宝寺茶室

境内は山手の方まで広く妙見大菩薩堂、千体佛堂、縁結びの塔、茶室などがあります
こちらの大根焚きは「中風封じ」のご祈祷がなされているようです。
 大根焚きは700円、ゆずご飯は800円でした。

三寶寺へは市バス10,26,59系統で福王寺下車 徒歩15分 この両日は福王寺より送迎バス
 が運行されています。
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