FC2ブログ
京のお盆
2012 / 08 / 19 ( Sun )
京のお盆 五山の送り火

京の8月の最大の行事は盂蘭盆会の行事です。
8月に入りますと仏教に属する主婦は何かと気ぜわしくなり始めます。
お仏壇の掃除をし、お墓参りをし、お精霊さんをお迎えするのです。

家々によってそのお迎えの方法は変わります。宗派やその家庭によって
受け継がれてきた方法にのっとって行います。

8月10日~13日の間で塔婆にご先祖の戒名を書いて頂き、
願い寺や六道珍皇寺等に行って高野槇をお供えしたりして、お精霊さんを
お迎えいたします。
お迎えした日からはお迎え団子や毎日3度のお食事を(精進料理)お供えして
棚経をあげていただきご先祖の供養をいたします。

8月16日になりますと、お施餓鬼を済ませお精霊さんを又お送りいたします。
その魂送りが「京の五山の送り火」となります。

午後8時を期して、先ずは東山の如意ケ岳の「大」から順に松ヶ崎西山・東山
「妙 法」 西賀茂船山「船」 大北山「大」(左大文字) 嵯峨鳥居本の
曼荼羅山の「鳥居」がともされます。



大 妙法


船形 左大文字

       鳥居

もともとは室町時代以降に行われた行事で松明の火を空に投げかけて霊を見送る
という習俗から山に点火されるようになったとも言われております。

如意ケ岳の「大」は火床数は75、松割木を井桁に組んでその間に松葉を
入れて点火されます。

字型の始まりはいろいろな節がありますが、寛文2年(1662年)『案内者』の
記事によりますと、寛永の三筆の一人近衛信尹とされるとも言われております。
(ちなみに寛永の三筆は、近衛信尹、松花堂昭乗、本阿弥光悦、)

       からけし

五山の送り火のからけしを玄関などに置いておくと厄除けになるともいわれ
ております。

この五山の送り火がすみますと、京の夏も終盤に近づいた感がいたします。

そして子供たちが毎年楽しみにしている地蔵盆の行事を迎えます。
お精霊さんを無事お送りをして、子供たちの健やかな成長を祈願して
数珠繰りをしゆく夏を惜しみます。

地蔵盆が終わりますと子供たちは夏休みの宿題におわれます。
16 : 24 : 01 | 京の暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<京の通り | ホーム | 陶然亭>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://kyonoazemichi.blog60.fc2.com/tb.php/532-9cf9b4e1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |