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京町家 秦家住宅
2012 / 08 / 29 ( Wed )
京町家 秦家住宅

京の下京区油小路仏光寺下がるに江戸時代から続く商家「秦家」住宅
があります。

油小路仏光寺は祇園祭りの「大子山」が建てられるお町内です。
大子山のご神体は聖徳太子像で四天王寺建立に関わった杣入りの逸話
から真木に松を使わず杉を使用する唯一の山が建てられます。

大子山周辺は昔から呉服に関係する(白生地、染抜き、黒染、刺繍等)
職住一体とする町並みであります。

そんな町並みの一画に江戸時代から12代にわたって続く薬屋を営んで
きた老舗です。
現在京都市の登録有形文化財に指定されています。

湊家

建物は店舗、住居、土蔵を2つの庭で繋がっている表屋造り形式となって
おります。元冶元年の大火でやはり焼失いたしましたが、明治2年(1869年)
に再建されました。
庇付の平屋建てで虫籠窓があり格子がある典型的な町家形式となっています。

湊家2

屋根付きの大きな看板は「奇應丸」と書かれております。
奇應丸は熊胆を主原料にした丸薬で小児の癇の虫によく効くといわれて
おります。

昔は富山の薬売りの方が「奇應丸」や「感應丸」など袋に入った丸薬を
定期的に廻ってこられ入替をしながら常備薬として販売にこられ会話の
中で地方の情報交換などがなされていた懐かしい時代がありました。

今は簡単に物が手に入る時代ではそのような販売方法もなくなりましたが
このようにして伝統ある町家が残されているのは貴重なことです。

湊家3
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