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杉本家住宅
2012 / 09 / 03 ( Mon )
杉本家住宅(国の重要文化財指定)

京の下京区新町通綾小路西入るに杉本家住宅があります。
「奈良屋」の屋号で寛保3年(1743年)に初代杉本新右衛門が呉服屋
として当初烏丸四条下るに創業されました。
明和4年(1767年)に現在地に移されました。

奈良屋は京呉服を仕入れて関東地方に販売する「他国店持京商人」として
繁盛し、三代目から七代目までは西本願寺の勘定役もつとめる盛況ぶり
でした。

現在の主家は元冶元年(1864年)の大火の後、明治3年(1870年)に
再建されたものと伝えられております。

駒札


主屋は表通りにに面する店舗部と裏の居室部を玄関でつなぐ表屋造形式
京格子、大戸、犬矢来、つし、二階に開けた土塗りのむしこ窓等、全てが
昔ながらの典型的な平格子の佇まいとなっています。
この杉本家住宅は町家としては市内最大規模で保存状況もよく、京都に
おける大店の建築遺構として極めて高い価値を有するといわれ、平成22年
には国の重要文化財に指定されています。

また建物内の庭は「京町家の庭」として国の名勝にも指定されています。
「座敷庭」「露地庭」「仏間庭」「店庭」「走り庭」といった町家の特徴である
屋内に細く伸びる「通り庭」を含み住まいの眺望や園遊する庭に加え
日々の生活に欠かせない作業場としての庭が造られているところに特徴が
あるといわれております。

店舗1

店構えも立派で広く往時の盛況ぶりが窺える面影を残しております。
現在は奈良屋記念杉本家保存会により保存、管理されています。

店舗2

年に数回公開されています。
その内で祇園祭では「伯牙山」のお飾りをされています。

又秋の一般公開では11月17日(土)に財団法人設立20周年記念茶会が
催されることになっています。事前申し込みが必要です。

詳細は杉本家住宅の公式ホームページをご覧ください。
http://www.sugimotoke.or.jp/event/index.html


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