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宝積寺
2012 / 10 / 14 ( Sun )
宝積寺


阪急大山崎駅より10分位の処に宝積寺があります。
寺名の由来は聖武天皇が龍神から授かった打出の小槌を本堂西の
小槌宮に祀ったことからと伝えられております。

真言宗の智山派に属する宝積寺は天王山と号し、ご本尊は
十一面観音が安置されております。

聖武天皇石碑

仁王門は鎌倉時代の制作といわれ、木造の金剛力士像(国重文)が
安置されています。

山門

宝積寺は神亀年間(724~729年)に聖武天皇の勅願で行基が開創し、
本堂に十一面観音を安置したといわれ、行基が山麓の淀川に山崎橋を
架け橋寺としたのが当寺の始まりとみられております。

260px-Hoshakuji02s1440.jpg

扁額

本堂は桃山時代様式でご本尊の十一面観音(国重文)や板絵著色神像
(国重文)が安置されています。

本堂

仁王門を潜った正面参道の右手に三重塔が建てられ、「一夜の塔」
別称されております。
豊臣秀吉によって桃山時代に建立されたと推定され、一層目に葺かれて
いる瓦は豊臣期大阪城で検出された瓦と同范であるようです。
 
三重塔の傍には「千年桜」と名付けられた桜が大きな枝を張り、開花の
時期には素晴らしい眺めが楽しめるところでもあります。

一夜の塔 千年桜

本堂の右手には近年新装された「閻魔堂」があり、中には
閻魔王坐像、司禄坐像、司命坐像、倶生神、闇黒童子(いずれも国重文)
が安置されています。
閻魔王坐像はかなり大きく、閻魔王坐像以外の彫刻は西観音寺にあった
ものですが明治時代初期の廃仏毀釈によって宝積寺に移されたものだ
そうです。

閻魔堂

本堂前には秀吉の「出世石」なども置かれていて、山崎合戦により
秀吉が山崎の地で大きな功績を残した跡が随所で見受けられます。

秀吉出世石


宝積寺は鄙びた面持ちのするとても素晴らしいお寺です。

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