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六波羅蜜寺
2012 / 12 / 15 ( Sat )
空也踊躍念仏六波羅蜜寺)


京の東山区松原通大和大路東入にある「六波羅蜜寺」は真言宗に属し、
ご本尊は「十一面観音」をお祀りされています。

応和3年(963年)空也上人が鴨川東岸に一堂を建て、西光寺としたのに
始まるとされています。


本堂


その六波羅蜜寺では、毎年12月13日から31日まで「空也踊躍念仏」
(かくれ念仏)が行われております。

空也上人は「お念仏の祖」と現在ではいわれております。
当時疫病が流行った時代に空也上人は疫病退散を願ってこの念仏が始め
られました。
鎌倉時代にはこの念仏は弾圧を受けた時代があり、表だって行われること
はなくなり、薄暮勤行として夕暮れ時に本堂の内陣において密かに行われ
てきたようです。
このお念仏は「南無阿弥陀仏」という外部に聞かれて分かる言葉では唱えず
「モーダーナンマイト」・「ノーボーオーシトー」というように外部に聞か
れても分かりにくくされていて、しかもすぐに留めることが出来るように
なっているそうです。

本堂の廻りを鉦を手にした僧侶の方が導師の周囲を身体を揺らしながら
お念仏を唱え廻ります。
ある時導師の輪の合図でピタット止められ、僧侶の方はすぐ姿を隠し、又
何事もなかったように通常のお勤めに戻ると、いう不思議な念仏です。

この所作・動作は当時のまま歴代の御住職の口伝によって守り伝えられ
現在では重要無形民俗文化財に指定されております。

空也上人がこのお念仏を唱え清水を与えたところ疫病は治癒したとされ
その清水は今日ではご皇服茶として1月の3ケ日に参詣者に振舞われます。

お守り


今日では私たちの一年の「罪業消滅」「新しき年がよき年」であるように
お祈りしてこの踊躍念仏の修行に参拝いたします。
参拝後には内陣にお参りを許され、お守りが授与されます。


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